近頃、SNSで「Android system safety core が勝手にインストールされた」「アンインストールしてもいいの?」と話題になっています!
これは、Google がAndroidスマホの安全性を高めるためのシステムを自動でインストールしているものです。
この記事では、Android system safety core をアンインストールしてもいいかを検証します。
Android system safety coreをアンインストールするとスマホにどんなリスクがあるのかもご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
Android system safety core はアンインストールしてもいいの?
Android system safety core はアンインストールしないことをおすすめします。
Android system safety core は、あなたのAndroidスマホの安全性を根底から支える、非常に重要なシステムサービスです。
もし、Android system safety coreを削除してしまうと、スマホのセキュリティ機能が大幅に低下し、さまざまな危険に晒される可能性が高まります。
Android system safety core アンインストールで起こるリスクは3つ
Android system safety core をアンインストールすると、あなたのスマホは次の3つのリスクにさらされます。
(1)セキュリティ機能の喪失
Android system safety coreは、マルウェア感染や不正アクセスなどの脅威からスマホを守るための、さまざまなセキュリティ機能を提供しています。
削除してしまうと、これらの機能が失われ、スマホが脆弱な状態になってしまいます。
(2)Googleメッセージアプリの機能制限
「敏感なコンテンツ警告」機能など、Googleメッセージアプリの重要な機能が利用できなくなる可能性があります。
(3)システムの不安定化
Android system safety coreは、OSに深く組み込まれたシステムサービスです。
削除することで、システムが不安定になり、予期せぬ不具合が発生する可能性もあります。
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削除しても、あまり意味がないんだね
Android system safety core については関連記事でわかりやすくご紹介しています。
Android system safety coreはバッテリー消費に問題はある?
通常、Android system safety coreはバッテリー消費に大きな影響を与えません。
ただし、特定の状況ではバッテリーの消耗が増えることがあります。
- 頻繁なセキュリティスキャン
インストールされているアプリやファイルが多いと、スキャン処理に時間がかかり、バッテリーを消費する可能性があります。 - 不具合やバグ
一時的なエラーが発生すると、異常なバッテリー消費を引き起こすことがあります。 - バックグラウンドアクティビティの増加
他のアプリとの競合や更新処理により、バッテリー消費が多くなることがあります。
このシステムサービスは、主にバックグラウンドで動作し、セキュリティスキャンやプライバシー保護機能を提供します。
そのため、通常はバッテリー使用量は1〜3%程度に収まることが多いです。
通常は問題ありませんが、急激なバッテリー消費が見られる場合は、以下の対策を試してみてください。
Android System Safety Coreのバッテリー消費を抑える方法
Android system safety coreのバッテリー消費を最小限に抑えるためには、いくつかの対策を講じることができます。
(1)デバイスを再起動する
一時的な不具合でバッテリー消費が増えている可能性があります。
再起動後に消費状況が改善するか確認してください。
(2)Google Play Protectでスキャンを実行する
設定 → セキュリティ → Google Play Protectでスキャンを実行し、不正なアプリが影響していないか確認しましょう。
(3)バックグラウンドアクティビティを制限する
設定 → アプリ → Android system safety core → バッテリー → バックグラウンド制限を有効化することで、不要な動作を抑えることができます。
(4)バッテリー使用状況を確認する
設定 → バッテリー → バッテリー使用量から、Android system safety coreの消費割合を確認します。
通常は1〜3%が正常範囲です。
(5)システムアップデートを確認する
設定 → システム → システムアップデートから最新バージョンに更新することで、不具合やバグが修正され、バッテリー消費が改善される可能性があります。
これらの対策を実施することで、バッテリー消費を抑えつつ、Android system safety coreのセキュリティ機能を維持することができます。
【早見表】Android System Safety Coreのバッテリー消費を抑える方法
以下の表に「Android System Safety Coreのバッテリー消費を抑える方法」として挙げた5つの方法をまとめました。
ぜひ参考にしてください!
方法 | 説明 |
---|---|
デバイスを再起動する | 一時的な不具合が原因でバッテリー消費が増えている可能性があるため、再起動することで改善するか確認する。 |
Google Play Protectでスキャンを実行する | 設定 → セキュリティ → Google Play Protectでスキャンを実行し、不正なアプリの影響がないか確認する。 |
バックグラウンドアクティビティを制限する | 設定 → アプリ → Android system safety core → バッテリー → バックグラウンド制限を有効化し、不要な動作を抑える。 |
バッテリー使用状況を確認する | 設定 → バッテリー → バッテリー使用量からAndroid system safety coreの消費割合を確認し、通常範囲(1〜3%)かどうかチェックする。 |
システムアップデートを確認する | 設定 → システム → システムアップデートから最新バージョンに更新し、不具合やバグの修正によるバッテリー消費改善を図る。 |
まとめ
Android system safety core をアンインストールすることはおすすめできません。
Androidスマホの安全性を高めるために、Googleによって自動的にインストールされます。
また、通常であれば Android system safety core のバッテリー消費はあまり多くありません。
「勝手にインストールされた」と感じるかもしれませんが、Android system safety coreは、あなたのスマホをさまざまな脅威から守る、まさに「盾」のような存在です。
Android system safety core がインストールされたら削除せずに、そのまま使いましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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