福岡市博多区で2025年9月29日早朝、車にはねられたとみられる歩行者が死亡する事件が発生しました。
福岡県警は、ナンバーの目撃情報や防犯カメラの「リレー捜査」などから逃走したのが佐賀県内にある運送会社のトラックであることを特定。川崎勝容疑者(47)の緊急逮捕に至りました。
なんと川崎勝容疑者(47)は、大型トラックで菓子を配送中で、事故後も予定通り業務を行い佐賀県内の勤務先に戻ったとみられ、衝撃を与えています。
この記事では、川崎勝容疑者の顔画像やFacebookなどのSNSはあるのかを中心にお伝えしていきます。
川崎勝の顔画像
川崎勝容疑者の顔画像は、現時点では報道されていませんが、予想画像を作りました。
川崎勝容疑者に関する情報は報道されておらず、顔写真も公開されていません。少ないながらわかている情報は次のとおりです。
- 名前:川崎勝(かわさきまさる)
- 年齢:47歳
- 住所:佐賀県伊万里市立花町
- 職業:トラック運転手
川崎容疑者は、ひき逃げ事故を起こしたあと「仕事に穴はあけられないと思った」のか、通常とおりに配送業務を行い、佐賀県の会社に戻ったとされています。ある意味、仕事を最優先の「仕事熱心な男」ともいえます。
以上の情報を踏まえて予想して描いた川崎勝容疑者の顔画像はこちらです。

川崎勝容疑者は、ひき逃げという重大事故を起こしましたが、「仕事に熱心に取り組む真面目な一面」もあったと予想してます。
川崎勝のFacebook
川崎勝容疑者の情報を求めて、本名で登録するFacebookにアカウントがあるか調べてみました。

Facebookで「川崎勝」と検索すると、44のアカウントが見つかりました。それぞれのアカウントの中をみると、居住地が違ったり、投稿がすくなかったりしており、川崎勝容疑者のものとは断定できませんでした。
川崎勝容疑者については引き続き調査を進めています。
福岡トラックひき逃げ事件の概要

発生日時:2025年9月29日 午前6時ごろ
発生場所:福岡市博多区吉塚本町・妙見交差点
被害者:成人女性とみられる歩行者(身元を警察が捜査中)
- 横断歩道を渡っていた
- 水色の服・青いズボンを着用
- 近くに水色のキャリーケースあり
- 顔の損傷が激しく、身元確認中
事故状況:大型トラックにはねられ死亡 → そのまま逃走
被害者はキャリーケースを持った女性。早朝に横断歩道を渡っていた際にひき逃げ事故にあったとみられます。旅行にでも行く途中だったのでしょうか。
事件現場の福岡市博多区吉塚本町はどんな町?
福岡市博多区吉塚本町は、JR吉塚駅を中心とした便利な地域で、福岡県庁や九州大学病院にも近いエリアです。
吉塚駅があり、JR鹿児島本線・篠栗線(福北ゆたか線)が乗り入れる交通の要所で、博多駅まで1駅、県庁・九州大学病院・元寇資料館・福岡県警本部が周辺にあります。
事務所・事業所や飲食店、商店が集まり、買い物や外食にも困らない便利な地域で単身者やファミリー層も多く住んでいる場所なので、ひき逃げの被害にあった女性は、福岡市博多区吉塚本町に住んでいた可能性が高いでしょう。
なぜ川崎勝は事故現場から逃げたのか
報道によると、川崎勝容疑者は警察の取り調べで黙秘を続け、なぜひき逃げ事故現場から逃走したのかを語っていません。
本来であれば加害者はすぐに被害者を救護し、警察へ連絡することが法的にも人道的にも義務付けられているにも関わらず、「ひき逃げ」という最も悪質な行為に及んでしまうのか、過去の事例を見ながら探っていきます。
1. 自己保身による逃走
- 飲酒運転・無免許運転を隠したい
- 事故の重大さや責任を恐れている
- 刑罰や社会的制裁から逃れたいという心理
事故を起こしたことを自覚しながらも、「捕まりたくない」という自己保身の感情が強く働き、救護義務を放棄してその場を立ち去る場合があります。
2024年12月に発生した山梨県・ひき逃げ死亡事件(北杜市)では、被告の契約社員(60)は、「仕事場に遅刻するのを避けたい」と動機を述べています。「警察に捕まりたくない」という思いから現場を立ち去る典型的な事例といえます。
2. 「逃げ切れる」という誤った思い込み
- 目撃者がいないから大丈夫だと思い込む
- 証拠が残らないと過信する
しかし現在は防犯カメラやドライブレコーダーが普及し、科学的捜査技術も進歩しています。逃げ切れる可能性は極めて低く、むしろ刑罰は一層重くなります。
今回の福岡トラックひき逃げ事件が起こったのは、早朝の6時ごろとされています。事故現場は住宅の多い地域で、早朝の時間帯の事故で通行人は少ない時間だったと思われます。川崎勝容疑者は「目撃者がいないから」という理由でひき逃げをした可能性が高いでしょう。
3. パニックや極限状態での逃避
- 事故の衝撃で頭が真っ白になる
- 冷静な判断ができず、逃げるという短絡的な行動に出る
普段は責任感のある人でも、突然の重大事故で強いストレスや恐怖に直面し、理性よりも本能的な「その場から離れたい」という行動が優先されることがあります。
事故の衝撃で冷静な判断ができなかった事例としては、2015年3月、長野県佐久市で発生した中学3年生の男子生徒(当時15歳)が横断歩道を渡っている際、車にはねられて死亡事故があります。
被告は、事故直後に車を停止 → 被害者を探すが見つからず → 飲酒運転を隠す目的でコンビニで口臭防止剤等を購入 → 再び現場へ戻る → 被害者を発見し救護措置をとりました。
事故直後、コンビニに寄ってから現場に戻るのは、「とにかく逃げたい」という思いや「飲酒運転を隠したい」といった複雑な心理からでた行動です。早く救急車を呼ぶなどの対応ができなくなるほどの極限状態にあったのでしょう。
福岡トラックひき逃げ事件については、引き続き調査をすすめています。新情報がわかり次第、追記してお知らせします。
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