2025年10月に埼玉県鶴ヶ島で発生した老人ホームでの殺人事件。
世間を震撼させる事件を起こし、逮捕されたのは木村斗哉(きむらとうや)容疑者(22)
木村斗哉容疑者の名前が公表され、「一体どんな生い立ちなのか」「経歴は?家族はいるの?」といった声が多く聞かれます。
そこでこの記事では、木村斗哉容疑者の生い立ちや経歴を中心にお伝えします。
木村斗哉の生い立ち「うちに秘めた暴力性」
木村斗哉容疑者の生い立ちについて、正確な情報はありません。しかし、2025年に22歳という年齢を考えると、ご両親は健在だと思われます。
兄弟についても情報がありませんが、大学生や高校生の兄弟がいる可能性もあります。
- 父(50代か)
- 母(50代か)
- 兄弟姉妹(高校生、大学生の可能性も)
事件後も木村斗哉容疑者の家族からのコメントは出ていません。
木村斗哉はサイコパスか
一方で、木村斗哉容疑者の残忍な犯行を見ると、サイコパスを彷彿させるものがあります。
サイコパスとは、表面的には冷静で理性的に見える一方、内面では怒りや悲しみといった感情を押し殺し、ほとんど表に出さない人物を指します。感情を「抑えている」というより、そもそも感情の深みや共感力が欠けており、他人の痛みや恐怖を感じ取ることが極めて乏しいのが特徴です。
さらに、動機を語らない木村斗哉容疑者には、快楽殺人者の特徴が見え隠れしています。恨みがない老女2人を手にかけるという犯行には、復讐が目的ではなく、支配や興奮、性的満足などを求めて犯行に及んでいるのではないかと思われます。
木村斗哉に「佐世保女子高生殺人事件」との共通点が
木村斗哉容疑者の生い立ちについての正確な情報は現時点ではありませんが、ご両親から愛情をこめて育てられた可能性が高いです。
木村斗哉容疑者は、勤務先だった若葉ナーシングホームでは入社当初「真面目で控えめな性格と評判で、利用者にも丁寧に接していた」とされているので、ご両親からきちんと育てられたのでしょう。
しかし、今回の残忍な犯行を見ると、2014年に発生した「佐世保女子高生殺害事件」との共通点が見られます。
2014年7月、長崎県佐世保市で高校1年の女子生徒が同級生を自宅に招き、金属バットで殴打したうえで殺害・切断するという衝撃的な事件が起きました。犯人の少女は成績優秀で家庭環境にも恵まれていた一方、幼少期から精神的不安定さが指摘されていました。
佐世保の事件の犯人少女は、裕福な家庭で育ち成績も優秀でした。家庭環境は安定し、虐待や貧困といった問題はなかったもの、同級生を計画的に殺害するという事件を引き起こしています。
木村斗哉容疑者もおそらく安定した家庭で育ち、周囲からも「真面目で控えめな好青年」と映っていたでしょう。その一方で、抑えきれない暴力性も持ち合わせていた可能性は否定できません。
木村斗哉は熊谷農業高校出身
木村斗哉容疑者が卒業した中学校については、正確な情報はありませんが、高校は熊谷農業高校を卒業したという有力情報があります。
木村斗哉は陸上選手として活躍
木村斗哉容疑者は高校時代は陸上選手として、男子400mに出場していました。
こちらは、2021年(令和3年)4月に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた「令和3年度学校総合体育大会北部地区予選会」の結果を抜粋したものです。
男子400mの予選に、高校3年生の木村斗哉選手が参加した記録が残っていました。

出典:関東高校陸上競技結果情報
この大会の記録は、1分13秒82。
高校男子400mは、早い人だと50秒前後で走るので、木村斗哉容疑者の記録は遅い部類に入ります。おそらく途中で転倒するなどのアクシデントがあり、記録が延びなかったものと推測しています。
さらによく見ると、このときの木村斗哉容疑者の所属は「熊谷農業高校」の3年生だと記載されています。
2021年に高3だとすると、2025年の現在は22歳です。木村斗哉容疑者は現在22歳なので、年齢的にも合致します。
木村斗哉容疑者は、熊谷農業高校の卒業生だと推測できます。
木村斗哉容疑者のインスタや顔写真については、木村斗哉(とうや)インスタ顔画像「中性的な美容男子イケメン」鶴ヶ島老人ホーム事件をご覧ください。
木村斗哉の自宅
報道によると、木村斗哉容疑者の自宅は「熊谷市箱田4丁目」とされています。
埼玉県熊谷市の箱田4丁目は、落ち着いた住宅街として知られるエリアです。
中層の戸建て住宅やアパート、集合住宅が混在し、駅から徒歩20分前後の距離で熊谷駅周辺の商業施設へも出やすい立地。日常の買い物や通勤・通学の便も良好です。
熊谷西小学校や中央公園、熊谷市役所もあり、子育て世代から高齢者まで幅広く暮らしています。
熊谷市自体は埼玉県北部の経済的重要拠点で、荒川・利根川など豊かな自然にも恵まれています。箱田4丁目はその市街地の縁に位置し、静かな住宅環境と都市利便性を兼ね備えた住まいとして、ファミリー層や勤労者に支持されやすい地域といえるでしょう。
若葉ナーシングホームへは約30キロ
木村斗哉容疑者の自宅から鶴ヶ島の若葉ナーシングホームへは、約30キロの距離があり、木村容疑者は車で通勤していたと考えられます。
というのも、電車やバスを使っての通勤は不便だからです。
こちらはバスと東武東上線で通勤するルートですが、熊谷駅から出発するバスは立正大学が休校する日は運休です。大学が夏休み期間など長期の休みになると通勤で使えないとなれば、このルートは使えません。

熊谷駅は新幹線が停車するので、通勤に新幹線を利用するルートも考えてみました。

新幹線を利用すれば、大宮駅から埼京線経由で若葉駅まで1時間ほどですが、料金は2079円とバス利用時の2倍となります。勤務先で新幹線の料金を負担していたかの情報はありませんが、自分で負担していたとなれば、経済的に大きな負担となります。
介護業界特有の人手不足に加えて、通勤でも不便さを抱えていたとなれば、木村斗哉容疑者のストレスが大きかったのも容易に想像できます。
木村斗哉の近所の人の反応
熊谷市箱田4丁目の住宅街にある木村斗哉容疑者の自宅周辺では、事件の報道直後から住民の間に大きな衝撃が広がっています。

同じアパートに住む女性は、帰宅するたびに木村斗哉容疑者がカーテンを開けて覗かれたと話します。一度目が合ったときは、木村斗哉容疑者が全裸だったこともありました。

別の男性は「特に目立つ人ではなかった」と話します。
一方で、職場を辞めてからは自宅で過ごすことが多くなり、「最近はあまり姿を見かけなかった」「あいさつ程度の付き合いだった」という証言もあります。
また、首筋にタトゥーのような模様があり、「少し印象的な見た目だった」という声もありました。
木村斗哉容疑者のタトゥーについては、木村斗哉タトゥー画像「羽のようにも見える」新しい生活への決意かで詳しく解説しています。
鶴ヶ島老人ホーム殺人事件については引き続き取材をしています。新しい情報がわかり次第、追記してお知らせします。
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