2025年11月18日、福岡で小型機が墜落したとのニュースが飛び込んできました。
この記事では、現地での救助の様子や事故の概要を中心にお伝えします。
ヘリで救急隊が現地へ
ANNでは、YouTubeで八女市の墜落現場を空撮しています。
12時30分ころには、赤いヘリコプターから救助隊2名が墜落現場へ降りていく様子が配信されました。

こちらは、少し離れた映像です。風が強く、木々が激しく揺れるなか救助隊員がヘリから墜落現場へ降りていきます。

救助隊が現場に到着しました。木々に囲まれていて、墜落した小型機の機体を確認することはできません。

周辺に黒くなった木が複数見られたので、この近辺では火災が収まったものと思われます。
13時すぎからは何度か配信映像が真っ暗になる場面がありました、この時間帯に負傷した方をヘリの機内に移動したものと思われます。
焦げた機体も発見
13時50分ころには、焦げた機体と思われるのものが多数見つかりました。


現場周辺には、消防や警察の車両が多数見られます。

このあとの出動に向けて準備を進めている様子が伝わる場面です。

福岡・八女市星野村で「軽飛行機が落ちた」事故の概要
2025年11月18日午前10時40分頃、福岡県八女市星野村で「軽飛行機のようなものが落ちた。黒煙が見える」との119番通報がありました。

通報を受け、福岡県警と八女消防本部が現場付近の確認を急いでいます。
現場周辺には多くの警察車両・消防車両が集結している様子も確認できます。
小型機から救難信号→その後連絡途絶(佐賀空港事務所)
佐賀空港事務所によると、通報から約10分後の午前10時50分頃、消防から「航空機が墜落したようだ」という連絡が入りました。
管制で確認したところ、
- 小型機1機から救難信号が発信されていた
- 救難信号の後、機体とは連絡が取れなくなった
という状況が判明しています。
搭乗していたのは、
50〜70代の男性3名とみられ、現在、安否確認が急がれています。
墜落の可能性があるのは“個人所有の固定翼小型機”
救難信号を発信した小型機は、
個人が所有する固定翼の小型機と確認されています。
飛行計画(経路)
- 11月17日:八尾空港(大阪府)→佐賀空港(佐賀市)
- 11月18日10時13分:佐賀空港を出発
- 12時43分:八尾空港に戻る予定だった
フライトの折り返し途中で連絡を絶った形です。
墜落した飛行機はエアクラフト社の軽飛行機か
墜落した飛行機の型式等についての公式は情報は現時点ではありませんが、エアクラフト社の軽飛行機だという声があります。


アメリカ、ミネソタ州のシーラス・エアクラフト社が開発した単発低翼固定脚の軽飛行機らしいです。
航空大学校に導入してたらしいけど
エアクラフト社が製造する軽飛行機には、単発エンジン・低翼・固定脚という、軽飛行機として一般的で扱いやすい構造が採用されています。
単発エンジンは整備性が高く、運用コストを抑えられるため個人所有機としても多く使われています。主翼が胴体の下にある「低翼タイプ」は、巡航の安定性が高く、地上を見下ろしやすい視界の良さが特徴。また、脚を格納しない「固定脚」は構造が頑丈で故障が少なく、安全性の面でもメリットがあります。
これらの特徴から、このタイプの小型機は訓練飛行や移動、レジャーなど幅広い目的で利用されており、信頼性の高い軽飛行機として広く普及しています。

現場では黒煙→当初は「林野火災」の通報も
八女市星野支所によると、事故発生直後は消防から「林野火災」を知らせるメールが届いたとのこと。
市職員や地元消防団員が現場に向かったところ、のちに
「航空機火災」に変更されたため、周囲に驚きが広がっています。
現在の捜索状況と今後の見通し
現時点では、
- 機体の正確な墜落場所
- 搭乗者3名の安否
- 火災の広がり状況
はいずれも調査中で、警察・消防が周辺の山林へ入り、確認作業を続けています。


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