フジテレビ差し替えられたCM広告費を請求しない異例の措置!損害額は122億円

気になること

中居正広さんに関する報道以降、フジテレビでは企業のCMの代わりにACジャパンのCMが頻繁に放送されています。

ACジャパンのCMは、通常では差し替えられたスポンサーが負担していました。

しかし、フジテレビは今回の差し替えCMの広告料は請求しないと報道されています。

この記事では、フジテレビでのACジャパンのCM放映にまつわる流れやフジテレビの損害額についてご紹介します。

ACジャパンに差し替えられた広告費!フジテレビは請求しない方針

今回のCM差し替えの広告費について、フジテレビはスポンサーへの広告費を請求しないと報道されています。

フジテレビは、自社CMを差し止めた分の2025年1月に「ACジャパン」の公共広告に差し替えた分の広告料金を請求しないことをスポンサーに提示しました。

2月以降の契約済みの広告についてもキャンセルを認めるとしています。

今回の中居正広さんに関する報道後、フジテレビ社長の記者会見を受けて多くの企業のCMがACジャパンに差し替えられています。

この差し替えは、各スポンサーがそれぞれ独自に判断し決めたことですので、これまではスポンサーが広告費を全額負担する仕組みでした。

しかし、今回の差し替えはトラブルへのフジの対応が不十分だったことが原因だとして、企業の間では返還を求める声が高まっていました。

こうした背景もあり、フジテレビが対応を迫られたという流れのようです。

フジテレビの損害額は約122億円!

フジテレビにおけるCM差し替えによる損害額は、約122億円に達する見込みです。

同社の報道番組によれば、2025年1月20日までに、実に75社もの企業がCMの放送を差し止めるという事態が発生しました。

フジテレビの2024年3月期におけるCM収入は1473億円とされています。

これを単純に月間で平均すると、約122億円となります。

つまり、2025年1月には約122億円の損害が出るということです。

さらに懸念されるのは、今後も広告キャンセル、すなわちCM放送の取りやめの動きが続く可能性があるということです。

もしこの状況が長期化すれば、フジテレビの業績への影響は甚大となります。

巨額の損失は避けられず、経営状況に大きな打撃を与えることでしょう。

今回のCM取りやめは、フジテレビにとって深刻な事態であり、今後の動向が注視されます。

なお、CMの契約はクールごとに行うので、2025年3月までの契約を交わしている企業が多いと推測できます。

4月になって、各スポンサーがフジテレビでのCM放映の契約をするかは不透明だね!

地方局でもCM差し止めの動き

CM差し止めの影響は、フジテレビ系列の地方局にも及んでいます。

セブン&アイ・ホールディングス傘下で東北と北関東にスーパー約250店舗を展開するヨークベニマル(福島県郡山市)は、以下の放送局でのCM放映を差し止めています。

  • 仙台放送(宮城県)
  • さくらんぼテレビ(山形県)
  • 福島テレビ(福島県)

今後も地方局でもCM差し替えの動きが続くのか注目されます。

フジテレビが差し替えたCM広告費を請求しないことでの反応

今回の差し替えCMの広告費を請求しないことについてXに寄せられた声を集めました。

広告代理店についても心配する声もありました。

異例の事態ですので、先行きが不透明な部分が多いのかもしれません。

まとめ

中居正広さんの報道後、フジテレビ社長の記者会見をきっかけに、スポンサーが自社のCM放映を差し替え、ACジャパンのCMが放送されています。

今回のCM差し替えでは、フジテレビはスポンサーが広告費を請求しないという異例の措置を取ることになりました。

フジテレビの損害額は、1か月で約122億円と見込まれ、この流れが長期化すれば甚大な損害を被るものと見られます。

真摯な対応を早急にとり、スポンサーや視聴者の信頼を回復することがフジテレビ復活へつながるといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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