2025年2月3日に、岡本光一さんが宝塚市立病院の建て替え費用として、250億円を寄付したとして話題になっています。
250億円もの巨額な寄付ができる岡本光一さんはどんな仕事をされている気になりますね！
この記事では、岡本光一さんの職業や資産、寄付について探っていきます。
岡本光一さんが250億円を寄付できる資産をどのように築いていったか見ていきましょう！
岡本光一は元キーエンス役員
岡本光一の職業は、元キーエンスの常務取締役兼企画開発部長です。
彼は日本の実業家であり、技術者としてのキャリアを経て経営者としても成功を収めました。
特にキーエンスの成長期において重要な役割を果たし、会社の技術革新を牽引した人物として知られています。
キーエンスは、岡本氏の活躍もあり、その後大きく成長しました。
高度な技術力と顧客ニーズに応える製品開発力で、市場を席巻し、日本を代表する企業の一つとなりました。
岡本氏は、キーエンスの成長を支えた立役者として、その名を知られています。
岡本光一の資産は2000億円！なぜ莫大な資産を築けたの？
岡本光一さんの総資産は、キーエンスの株式保有を中心に約2000億円と推定されています。
資産家の家系で莫大な遺産を相続したわけでもなく、会社員であった岡本光一さんの資産が約2000億円となった理由は、次のようなことが考えられます。
岡本光一さんが2000億円を築けた理由（1）キーエンスの大株主だったから
岡本光一さんはキーエンスの創業初期に入社し、同社を成長させた元常務です。
現在もキーエンス株を約1.21%（約295万株）保有しており、株価上昇に伴いその資産価値が大幅に増加しました。
株価は毎日変わるのでキーエンス株の評価額も上下しますが、岡本光一さんの総資産は、キーエンスの株式保有を中心に約2000億円というのは信憑性はあると考えられます。
なお、岡本光一さんはストックオプションを利用してキーエンス株を保有したようです。
【ストックオプション】
ストックオプションとは、企業が役員・従業員に付与する特別な権利で、定められた期間内に、事前に決定された価格で自社株式を購入できる制度です。
株価上昇時には購入・売却で利益を得られる可能性があります。
岡本光一さんが2000億円を築けた理由（2）配当収益が4億円超え！
岡本光一さんは、キーエンスの株式保有による配当金収入として、年間約4億円を得ていると推測されます。
岡本光一さんの年間配当金収入は、保有株式数295万株に1株当たりの配当金150円を乗じた場合、4億4250万円となります。
1株当たりの配当金150円として計算
150円（配当金）×295万株（保有株式数）＝4億4,250万円
キーエンスの株式保有による配当金収入は年間10億円以上と推定されており、長年にわたり資産形成を支えています。
岡本光一が2000億円を築けた理由（3）キーエンスの市場価値
キーエンスは日本を代表する高収益企業であり、その株価は安定して高水準を維持しています。
2015年8月のチャイナショック前後にキーエンス株が暴落したことがありますが、キーエンスの市場価値は高く、その後株価も回復しています。
岡本光一さんは、2015年以降もキーエンス株を所有しているようなので、現在もキーエンス株からの収益があると思われます。
このような要因が重なり、岡本さんの巨額資産が形成されたと推測できるでしょう。
岡本光一の寄付がヤバい！
岡本光一さんは、地域社会への貢献に力を入れており、宝塚市立病院の建て替え資金として約250億円を寄付しました。
2025年2月3日、宝塚市立病院の建て替え資金として約250億円を寄付し、手術支援ロボット購入資金として3億9470万円を追加寄付しています。
宝塚市では、老朽化した市立病院の建て替えが計画されていましたが、市の財政負担がネックとなっていました。
岡本光一さんは、宝塚市の財政負担を軽減し、市民が安心できる病院の実現を目指すために約250円を寄付しています。
岡本光一さんの寄付額は宝塚市の2024年度当初予算案（905億5000万円）の約3割に相当なんだって！
今回の250億円寄付について、Xでは次のようなポストがありました。
市に250億円寄付ってすごいなー
— やま (@honounotategami) February 4, 2025
お金を持っていたとしてそれをできるのがすごい
- 朝から、宝塚市の夫婦が病院設立のために250億円寄付したとみて驚いてる朝😇80代くらい？あり余ってて老後分も差し引いて、ためになればって感じなのかな😇すっごいなぁ､かっこいいなぁ､､
- 宝塚市に250億円寄付の70代夫婦すげー 市立病院の建て替え費用にって 安心出来る病院が建てばいいね 悪いヤツの懐にいかん様に…
寄付金額のあまりの多さに「悪用されないとういいけど」と使用用途について心配するポストも見られました。
岡本光一の過去の寄付活動
岡本光一さんは、2002年に私財37億円を投じて「ぷらざこむ」を含む宝塚福祉コミュニティプラザを整備しています。
このほかにも、福祉施設の改修費用4億円や山林の維持・管理費2億円なども寄付しており、宝塚市民の健康や福祉を守るための重要な支援となっています。
岡本光一の経歴とプロフィール
岡本光一さんの経歴やプロフィールは次のとおりです。
【プロフィール】
- 生年月日：1947年4月9日生まれ（77歳、2025年現在）
- 出身地：東京都
- 現住所：兵庫県宝塚市
- 学歴：1970年 立命館大学理工学部卒業
【経 歴】
- 1975年 リード電機（現キーエンス）入社（3人目の社員）
- 1977年 取締役就任
- 1986年 常務取締役兼企画開発部長就任
- 1994年 キーエンス退職、その後監査役を務める
岡本光一さんは、立命館大学理工学部を卒業後、技術エンジニアとしてキャリアをスタートさせました。若い頃から回路設計を専門とするエンジニアとして働き、技術分野でキャリアを築きました。
しかし、30歳手前で失業を経験します。
この経験が、岡本氏の人生における大きな転機となりました。その後、リード電機（現キーエンス）に入社し、センサー技術の開発に携わることとなります。
キーエンスでの活躍は目覚ましく、入社後わずか2年で取締役に昇進しました。
1986年には常務取締役兼企画開発部長に就任し、キーエンスの成長を牽引する存在となりました。
岡本光一さんは失業という挫折を経験しながらも、それを乗り越え、キーエンスという日本を代表する企業で重要な役割を担いました。
彼の経歴は、多くの人々に勇気と希望を与えるものと言えるでしょう。
まとめ
岡本光一さんの職業は、元キーエンスの役員です。
岡本光一さんの資産は、キーエンス株を主体として約2000億円になると推定されます。
1986年に常務取締役兼企画開発部長に就任した岡本光一さんは、キーエンスの成長を牽引してきた存在です。
キーエンスを退職した後、岡本さんは社会貢献活動に積極的に取り組み、その活動は多岐にわたっています。
岡本光一さんの人生は、ビジネスの世界だけでなく、社会貢献活動においても輝かしい足跡を残しています。
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