枝元なほみさんといえば、チャーミングな笑顔が特徴の料理研究家ですね。
2025年2月27日に69歳で亡くなったと報道され、驚いた人も多いでしょう。
明るい笑顔の枝元なほみさんには、夫や家族はいたのかと気になって調べてみました。
枝元なほみさんが結婚しなかった理由もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
枝元なほみに夫はいる?
料理研究家として多くの人に親しまれた枝元なほみさんですが、私生活では結婚せず、夫を持つことはありませんでした。
独身を貫いた枝元なほみさんは猫を2匹飼っていました。
猫の名前は「ナギちゃん」と「ムギちゃん」
「家族のような存在」である猫と暮らし、心は満たされていたのかもしれません。
枝元なほみが結婚しなかった理由
枝元なほみさんが結婚しなかったのは、「男運がない」と自覚していたことや、自立した生き方を大切にしていたからです。
枝元なほみさんは過去のインタビューで
「男運の悪い分が全部、住宅運に回っちゃったんですよ」
引用:at home VOX
と冗談交じりに語っており、夫に頼るよりも自分らしい人生を選んだことがうかがえます。
30代半ばまで一緒に暮らしたパートナーや、12年間交際したバンドマン、ネパール人男性との恋愛も経験しましたが、いずれも結婚には至りませんでした。
独立心が強く、料理研究家としての道や社会貢献活動を何よりも大切にしていたのではないでしょうか。
40年来の親友である詩人の伊藤比呂美さんとの深い友情など、充実した人間関係を築き、枝元なほみさんは自分らしい生き方を貫きました。
また、小さな子どもについては
そうかも。わたし子どもいないし、小さな子に対しても全然お母さん目線になれない。気持ち的に《タメ》になっちゃう。
引用:婦人公論.jp
とも語っているので、もしかすると自身の子どもを育てることに不安があったのかもしれませんね。
枝元なほみの弟はどんな人?
枝元なほみさんには弟が1人いましたが、残念ながら2012年頃に亡くなっています。
弟さんも枝元さんと同じ「間質性肺炎」を患っており、病と闘った末にこの世を去りました。
枝元なほみさんは自身が病気と診断されたとき、弟の最期を思い出し「私、この病気、知ってる!」と直感的に感じたそうです。
さらに、枝元なほみさんの父親も同じ病で亡くなっており、家族として病に向き合う姿勢や覚悟が求められる環境だったことがうかがえます。
自身の父親や弟の病気と闘病経験が、枝元さん自身の病気への向き合い方や人生観にに大きな影響を与えた可能性があります。
枝元なほみが間質性肺炎で逝去!闘病生活はどうだった?
今朝の新聞にエダモンの愛称で知られる料理研究家の枝元なほみさんが、現在間質性肺炎で酸素チューブを付けている事を知った。危険なので直火で料理は🆖だそう。そんな彼女にある日友達から羽田空港で超カッコいい男が鼻にチューブを付け、キャリーで酸素ボンベを引いて颯爽と歩いていたと知らせが。 pic.twitter.com/i4DwTXqCLB
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) December 23, 2023
2019年に「特発性間質性肺炎」と診断された枝元なほみさん。
初期は薬も酸素も不要な状態でしたが、2023年に新型コロナウイルスに感染したことが大きな転機となり、急激に悪化。
一時は集中治療室で治療を受け、退院後は常時酸素吸入が必要となりました。
それでも枝元さんは「好きに生きよう」と前を向き、酸素チューブをつけたままテレビ出演や料理紹介を続けました。
病気に縛られず、自分にできることを模索し続ける姿勢は、多くの人の励みとなりました。
また、枝元さんは病気がわかってからも精力的に社会貢献活動に励んでいました。
2020年、売れ残りそうなパンを引き取って販売するプロジェクト『夜のパン屋さん』や食事の支援『大人食堂』をスタートさせ、2022年には、あらゆる人の交流を生む場としてカフェも開いた。
引用:クロワッサンONLINE
難病でも自分らしく懸命に生きる枝元なほみさんの生き方には、とても勇気づけられ、心を揺さぶられますね。
枝元なほみの訃報でのSNSの声
枝元なほみさんの訃報は、スタッフ一同としてXで投稿されています。
【訃報】枝元なほみに関するお知らせ
— 枝元なほみ(脱原発に一票) (@eda_neko) March 11, 2025
かねてより病気療養中でしたが、2月27日 69歳にて逝去いたしました。故人とご遺族の意向により 通夜および葬儀は近親者で執り行いました。療養中にいただきました沢山の温かいお言葉とお心遣い、ありがとうございました。(チームむかごスタッフ一同)
悲しい知らせに多くの惜しむ声がよせられています。
枝元なほみさんが立ち上げた「夜のパン屋さん」を静かに応援していた。仕事を終えたあと神楽坂を上り、〈かもめブックス〉の明かりが灯る軒先でパンを求めたことも幾度かある。夜の闇の中で、その一画だけ賑わい、枝元さんをお見かけすることもあった。寂しいなぁ。
— naoko (@nekonako2) March 11, 2025
ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/87GqYFK5K1
枝元なほみさんは、雑誌の料理のページで、微笑んでいるイメージがある。
— 渡辺なおみ (@aoigogatu) March 11, 2025
見ているだけで、元気になる料理を作る方だった。長生きしてほしかったね。#枝元なほみ pic.twitter.com/LtWM1J3ypo
- 枝元なほみさんがいた場所とごはん。レシピは残り、作ればいつでも思い出せる気がする。
- 弱者のために暖かい心を尽くして生きていらっしゃいました。枝元さん、お疲れさまでした。そして天国から私達をどうか見守ってください。
- 枝元なほみさんの訃報にただただ驚くばかりです。
- この枝元さんの本は20年以上前のものですが、食材の持つおいしさをより引き出すものが調味料であると私に教えてくれた本でした。味わうべきは調味料ではなく、食材 だと。心から哀悼の意を表します。
- 枝元なほみさん、お亡くなりになったのか。中々興味深い社会活動もされていたのよね。残念です。
多くの人が悲しみに暮れていることがわかります。
まとめ
料理研究家の枝元なほみさんが、「特発性間質性肺炎」のため69歳で2025年2月27日になくなりました。
枝元なほみさんは、生涯独身を貫き、病気がわかったあとも精力的に社会貢献活動に励んでおられました。
明るい笑顔で元気になれるレシピをたくさん残してくださった枝元なほみさん。
ご冥福をお祈りいたします。
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