「LINEが11月から使えなくなるらしい」という噂、あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実はこの話、すべてのユーザーに当てはまるわけではありませんが、一部のスマホでは使えなくなりす。
本記事では、2025年11月以降も安心してLINEを使い続けるために、今すぐ確認しておきたい4つのポイントをチェックリスト形式で紹介します。
LINEが使えなくなる前に確認するチェックリスト
2025年11月以降も、いま使っているスマホでLINEが使えるのか、以下の表でチェックしましょう。
チェック項目 | 確認・対応手順 |
---|---|
OSが対応しているか | iOS/iPad OS 15.0以上 Android OS 8.0以上が必要。 それ以下のバージョンだと、LINEアプリを最新版(13.21.0以上)にアップデートできず、利用不可。 |
LINEアプリを最新版に更新したか | App Store/Google Playで「更新」ボタンを確認。 古いバージョン(13.20.0以前)は2025年11月でサポート終了予定 |
トーク履歴・アカウント情報をバックアップ済みか | iPhone:iCloudでバックアップ Android:Googleドライブでバックアップ |
端末が古くないか | Android 7以下・iOS 14.8.1以下の場合、OSアップデートが必要 → OSアップデート後にLINEアプリを最新版に更新することで利用可能 |
OSが古い場合はアップデートが必須です。アップデートができない場合は機種変更を検討してください。
具体的にどのように対応するのか、詳細を見ていきましょう。
LINE使えなくなる問題2025:まずやっておきたい3つの対策
① スマホのOSを最新バージョンにアップデートする
LINEは、古いOS(Android・iOS)をサポート対象外にするタイミングがあります。
例えば過去にも、Android 7.0未満やiOS 12未満の端末で一部機能が使えなくなったことがありました。
2025年11月の更新では、古いOS環境ではLINEアプリの最新版がインストールできず、結果として「使えない状態」になります。
設定アプリから「ソフトウェアアップデート」を開き、最新の状態にしておきましょう。
iPhoneの確認手順
- iPhone:設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
Androidの確認手順
- Android:設定 → システム → システムアップデート

こちらは、筆者のアンドロイドスマホのスクショです。
「設定」アプリをクリックし、スクロールすると中ほどに歯車マークの「システム」がありました。この「システム」をクリックしてOSを最新バージョンにアップデートしましょう。
② LINEアプリを最新版に更新する
LINEアプリの古いバージョン(例:13.20.0以前など)は、2025年11月上旬をめどにサポートが終了する予定です。
古いバージョンのままだと、トーク送受信が不安定になったり、一部機能が動作しなくなる場合があります。
App StoreまたはGoogle Playから最新のLINEを入れておきましょう。
iPhone、Androidそれぞれの設定方法は以下のとおりです。
iPhoneの確認手順
- App Storeを開く
- 「LINE」で検索し、「更新」ボタンが表示されていればタップ
Androidの確認手順
- Google Playを開く
- 「LINE」で検索し、「更新」ボタンが表示されていればタップ
③ トーク履歴とアカウント情報をバックアップしておく
万が一LINEが使えなくなったときに備え、トーク履歴や連絡先、グループデータをバックアップしておくのが安心です。
機種変更や再インストール時にも役立ちます。
iPhoneのバックアップ手順
iPhone:設定 → トーク → トークのバックアップ → 「今すぐバックアップ」
Androidのバックアップ手順
Android:設定 → トーク → トーク履歴のバックアップ → Googleドライブに保存
バックアップは定期的に行っておくと、トラブル時にも安心です。
スマホ機種変更が必要なケース
「LINEが使えなくなるのは古い端末だけ」といっても、自分のスマホが「アップデートできるのか・できないのか」を判断するのは意外と難しいですよね。
ここでは、どんな場合に機種変更が必要で、どんな場合はそのまま使えるのかを詳しく解説します。
1. OSアップデートが可能な場合
お使いのスマートフォンがまだOSアップデートに対応しているなら、機種変更の必要はありません。
iPhoneの場合
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新バージョンを確認
- iOS 15.0以上にアップデートできればOK
- iPhone 7、8、Xシリーズ以降は基本的に対応可能
Androidの場合
- 「設定」→「システム」→「システムアップデート」で確認
- Android 8.0以上にアップデートできればLINE継続利用可能
- Google Pixel 3以降、Galaxy S9以降などは問題なく対応
OSアップデート後は、必ずLINEアプリも最新版(13.21.0以上)に更新してください。
アップデート前にトーク履歴をバックアップしておくと安心です。
2. OSアップデートができない場合(機種変更を検討)
次のような場合は、残念ながらLINEを使い続けるのが難しくなります。
- iOS 14.8.1以下で「ソフトウェアは最新です」と表示される
- Android 7.1.2以下で更新候補が出てこない
- ストレージ容量が少なくアップデートが進まない
この場合は機種変更が唯一の解決策です。
LINEはセキュリティ強化のため古いOSのサポートを順次終了しており、
無理に使い続けると動作不良やログイン不可になるおそれがあります。
機種変更するときの注意
機種変更をする前に、トーク履歴とアカウント情報のバックアップを忘れずに行いましょう。
iPhoneの場合
- LINEアプリ → 設定 → トーク → トークのバックアップ → 「今すぐバックアップ」
- iCloudに保存され、機種変更後に復元可能
Androidの場合
- LINEアプリ → 設定 → トーク → トーク履歴のバックアップ → Googleドライブに保存
- 新しい端末で同じGoogleアカウントにログインすれば復元可能
- アカウント連携(電話番号・メール・パスワード・Google/Apple ID)も確認しておく
- LINEコイン残高は引き継ぎできないため、使い切るのがおすすめ

コメント