松たか子さんと阿部サダヲさんの演技が冴える『しあわせな結婚』にハマっている人も多いでしょう。
どこかミステリアスな雰囲気のある女性:ネルラを演じる松たか子さん。
夫である原田幸太郎(阿部サダヲ)にも自分の過去については話を濁し、心から信頼し合う夫婦とは程遠い結婚生活を営んでいます。
さらにネルラには元婚約者の殺害容疑がかかり、サスペンス要素が満載です。
この記事では、『しあわせな結婚』の結末はどうなるのか、最終回を前に大胆に予想していきます。
ネルラの元婚約者を殺害した犯人や、ネルラと夫:幸太郎のその後の関係にも迫っていきます。
『しあわせな結婚』とは何を指すのか、一緒に探っていきましょう。
ネルラの元婚約者を殺害したのは誰?
ネルラの元婚約者:布施夕人(玉置玲央)を殺害したのは、ネルラの家族の誰かであると予想できます。
父:鈴木寛(段田安則)や叔父である鈴木考を筆頭に、異様なほどにネルラを気遣う鈴木家。
布施夕人がネルラに危害を加えたならば、家族の誰しもが全力でネルラを守るでしょう。
布施夕人を殺害した可能性があるのは、次の3人です。
- 父である鈴木寛
- 叔父である鈴木考
- 弟の鈴木レオ
それぞれ見ていきましょう。
鈴木寛(ネルラの父)は真犯人ではない?
多くの視聴者が犯人だと疑っているのは、父である鈴木寛(段田安則)です。
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第5話で鈴木寛が見せた動揺は、真犯人というよりは、何かを隠蔽しようとしている人物、あるいは誰かを庇おうとしている人物の反応に近いように見えます。
彼の「驚きと苦しみ」は、真相を指摘されたことによる動揺と、それに伴う体調の悪化からくるもので、犯人自身の反応とは少し違うかもしれません。
鈴木寛は、家族の誰かを守るために事件を隠そうとしていたのではないでしょうか。
真犯人はネルラを守ろうとした家族の誰か?
ネルラを守るために行動したという点に着目すると、叔父の鈴木考(岡部たかし)犯人説も浮上してきます。
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冷静沈着で、家族の中で最も裏で動ける人物として、叔父の鈴木考が犯人である可能性は十分に考えられます。
事件当日に現場近くにいたとすれば、彼が何らかの理由でネルラの元婚約者と対峙し、揉み合いの末に事件が起きたという筋書きも考えられます。
「もう一人」の存在:弟レオが関与している可能性
さらに興味深いのは、事件現場にネルラの弟:鈴木レオ(板垣李光人)がいたという可能性です。
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もし幼いレオが何らかの形で事件に関わってしまい、それを知った家族全員で真相を隠蔽しようとしていたとしたら、すべての辻褄が合います。
家族がそれぞれの立場で、互いを守るために嘘を重ねているという構図も考えられます。

レオが真犯人だとすれば、鈴木考が過剰なまでにレオにかかわるのも理解できる!
心配だし、守りたいからずっとそばで見守っているのかも…
ネルラが婚約者を殺害した可能性は?
ネルラが婚約者に嫌気がさしていたとすれば、ネルラ本人が真犯人ということも考えられます。
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事件の真相は、元婚約者との間で起きた正当防衛や事故である可能性も捨てきれません。
事件後、ネルラが事情聴取で嘘をついたのは、自分を守るためではなく、家族を巻き込まないようにするためだったのかもしれません。
ネルラは家族の平穏を守るために、真実を語らないようにも見えます。
また、ネルラが記憶喪失を装っているとしたら….
ネルラを「嘘つき」と称した捜査一課の刑事:黒川竜二の言葉も、あながち間違いとは言えないでしょう。
新事実!布施夕人がレオを狂言誘拐
第5話では、布施夕人が鈴木寛への恨みからレオを誘拐したと嘘をついたことが明かされました!
鈴木家は、長男であるゴーシュを海の事故で亡くしています。
それだけに、大切慈しんで育ててきたレオは鈴木家の宝です。
鈴木寛にレストラン開業資金の援助を断られた布施夕人が、腹いせについたレオを誘拐したという事実は、ネルラと布施の信頼関係を根底から覆しました。
第三者の犯行説が浮上!
ネルラの記憶が蘇り、犯行現場に第三者がいたことを思い出したことで、鈴木家以外の人間が犯人である可能性も出てきました。
布施ともみ合いになり、頭を打って気を失ったネルラですが、一瞬目が覚めたときに男の足を目撃しています。
ネルラは、布施の狂言誘拐の顛末を知る鈴木寛が犯人だと思っていましたが、実は会社の部下と会っていたというアリバイがありました。

レオを誘拐したとひどい嘘をついた布施。
こうなると、「ほかの人からも恨みを買ってるかも」って疑ってしまうね….
ネルラと幸太郎の関係はどうなる?
物語のテーマである「夫は妻の秘密も愛せるのか」を踏まえると、最終的に幸太郎はネルラの過去を受け入れ、二人は共に生きる道を選ぶと予想します。
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しかし、「しあわせな結婚」というタイトルは、単なるハッピーエンドではなく、どこか皮肉めいたニュアンスを含んでいる可能性が高いでしょう。
完全なハッピーエンドではない「苦い幸福」
最終的な結末は、「苦い幸福」へと着地するかもしれません。
もし真犯人がネルラの家族であった場合、彼らは罪を償うことになります。
しかし、幸太郎は、愛するネルラの家族が起こした事件の真相をすべて承知のうえで、彼女と共に人生を歩む選択をするのではないでしょうか。
これは、罪を隠し続けることから解放されたネルラと、そのすべてを受け入れた幸太郎にとって、完全なハッピーエンドとは言えないまでも、二人が手に入れた「苦い幸福」の形と言えるでしょう。
お互いの過去や秘密を乗り越え、それでもなお一緒に生きることを選んだ二人の姿をとおして、真の愛の姿を描いているのかもしれません。
『しあわせな結婚』最終回 犯人別の結末は?
真犯人別に結末はどのようになるのかを予想してみました。
犯人候補 | 動機 | 事件の結末 | ネルラと幸太郎の関係性 |
---|---|---|---|
鈴木寛(父) | 娘をDV・脅迫から守るため、口論の末突き飛ばし | 自首して罪を償う | 幸太郎がネルラを支え続ける |
鈴木考 (叔父) | ネルラを助ける途中でもみ合いになり転落 | 幸太郎の弁護で正当防衛、不起訴 | 嘘は「愛の証」と受け入れ再同居 |
鈴木レオ(弟) | 姉を守るために突き飛ばす | 少年だったため刑事罰なし | 幸太郎が「共に背負う」と誓う |
ネルラ本人 | DVからの正当防衛または事故 | 正当防衛で裁かれず | 幸太郎が「それでも愛してる」と告白 |
第三者 (大学の関係者?) | 布勢への恨みから襲撃 | 黒川と幸太郎が協力し逮捕 | ネルラは無罪、家族再出発 |

誰が犯人でもネルラと幸太郎は別れないと予想したよ!
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