楽天次期監督の最有力候補は、監督代行に就いた塩川達也ヘッドコーチ(43)です。
球団からの正式発表はまだありませんが、過去の「代行→翌年昇格」パターンが根拠となっています。ファンの間では渡辺直人氏・古田敦也氏の名前も浮上しています。
6月10日、三木肇監督(49)が借金15・最下位という成績を受けて休養となり、塩川ヘッドコーチが代行に就任。球団からの次期監督正式発表は現時点でありませんが、候補の最新情報をまとめました。
【 この記事でわかること 】
- 楽天の次期監督として名前が挙がっている候補者
- 監督代行・塩川達也とはどんな人物か
- 平石洋介氏が語った「監督だけの責任ではない」発言の中身
- 三木監督が休養に至るまでの経緯
- 石井GM体制へのファンの反応
楽天次期監督の最有力は塩川代行
楽天が6月10日に発表した内容は「三木肇監督の休養と、塩川達也ヘッドコーチの監督代行就任」のみでした。次の正式監督が誰になるかについて、球団からの発表は現時点でありません。
ただし、ファンや野球関係者の間ではいくつかの名前が候補として浮上しています。最も有力とみられているのが、監督代行に就いた塩川達也ヘッドコーチ(43)の昇格です。楽天には過去に「代行→翌年正式就任」という前例があり、同じ流れをたどるのではないかという見方があります。
また、楽天で一軍ヘッドコーチや二軍監督を歴任した渡辺直人氏、石井一久GMとヤクルト時代からの親交が深く過去にも候補として名前が挙がってきた古田敦也氏についても、ファンの間で「次はこの人では」という声が出ています。詳しくは後述します。
SNSでは「どん底まで落ちたら、あとは上がっていくだけ」「ここから意地を見せてくれイーグルス!」という応援の声がある一方、「何が変わるんかな」と冷めた反応も見られます。
塩川代行が昇格する理由が高い理由
楽天の過去の人事パターンを見ると、監督代行がそのままシーズンを終えて翌年の正式監督に就任するケースがあります。
2018年、梨田昌孝監督が6月に辞任した際、平石洋介ヘッドコーチが代行に就きました。この時の楽天は21勝41敗1分・借金20という状況で、今回(21勝36敗1分・借金15)ときわめて似た局面でした。平石代行はその後チームをまとめ、翌2019年シーズンに正式監督へ昇格しています。
塩川達也ヘッドコーチも、楽天一筋のプロパー人材です。
【塩川達也の経歴】
- 2004年ドラフト5巡目で楽天に入団(球団創設前年)
- 現役7年間で通算263試合に出場、2011年に引退
- 引退後は楽天ジュニアのコーチからキャリアをスタート
- 一軍・二軍の内野守備走塁コーチを歴任
- 今季からヘッドコーチに就任
塩川監督代行は、選手・コーチとしてのキャリアをすべて楽天で積んできた人物です。球団内部からの昇格を好む楽天の傾向とも合致しており、「平石の再現」として塩川代行がそのまま正式監督に就任するのではないかという見方が広がっています。
楽天が繰り返す『1年サイクル』―塩川氏も同じ運命をたどるか
2019年に就任した平石監督は3位という好成績にもかかわらず1年で退任させられた経緯があります。
この「代行→翌年正式就任→1年で交代」というサイクルが楽天では繰り返されているという指摘もあり、仮に塩川氏が正式監督に就任したとしても、結果次第では同じ運命をたどる可能性があるとみる声もあります。
森井球団社長は「残り85試合、まだ諦めない。1試合でも多くファンの方に前向きな新しい戦いを見せていきたい」と語り、今季中は塩川代行に任せる方針を示しています。正式な次期監督の発表は、シーズンオフになるとみられています。
平石洋介氏が公言「これは監督だけの責任ではない」
今回の休養発表をめぐって、最も注目を集めているコメントのひとつがあります。8年前に同じ楽天の監督代行を経験した平石洋介氏の発言です。
平石氏がテレビ番組でこう明かしました。8年前、自分もまったく同じ立場でヘッドコーチをやっていた。だからこそ「これは監督だけの問題ではない」と感じていたと言います。
現場だけで強いチームは作れない、というのが平石氏の考えです。フロントと現場が同じ方向を向いて初めて組織は機能する。監督に全責任を押しつける構造では、何度監督を替えても同じことが繰り返されるだけだという見方です。そのうえで塩川代行には「腹をくくってぶれずにやってほしい」とエールを送っています。
「監督だけの責任ではない」という言葉は、フロント・編成サイドへの間接的な問いかけとも受け取れます。
実際、森井球団社長も「監督だけの責任ではないです。1年間通して走り切らせてあげられなかったのは私の責任です」と認めており、組織全体の問題であることを球団側も認識している格好です。
SNSではこの一連の発言を受けて「石井GMはなぜ責任を取らないのか」「毎回監督だけ切って終わり、また同じことの繰り返しでは」という声が相次いでいます。長年のファンほどこのサイクルへの不満が根強い様子です。
坂口智隆氏が語った「頭がいい先輩」塩川代行の知られざる素顔
塩川監督代行を知る人物の証言も出ています。元ヤクルト・元楽天の坂口智隆氏は、神戸国際大附属高校の後輩にあたります。
坂口氏は「非常に野球に関しては頭がいい先輩だったので、何とか立て直してくれるのではないかと思う」と期待を寄せました。
采配や戦術に定評があるという評価が、チームの内外から聞かれます。「塩川さんが采配振るうの楽しみだな」というファンの声もSNS上で見られ、新体制への期待感も一定数あります。
その塩川代行、実際の初采配はどうだったか。初陣の巨人戦は0対7で完敗。就任初日に自力優勝も消滅するという、これ以上ない苦しいスタートとなりました。
渡辺直人・古田敦也も候補に?ネットで名前が挙がる理由
球団の公式発表はないものの、ファンや野球通の間では複数の名前が候補として挙がっています。

楽天次期監督候補、一人目は渡辺直人氏です。
楽天一軍ヘッドコーチや二軍監督を歴任してきた人物で、球団内部からの昇格という楽天が好む人事パターンに合致するという声があります。「楽天は二軍監督から一軍監督に上がる流れが多い。渡辺さんは有力ではないか」という見方もあります。

もう一人、名前が挙がるのが古田敦也氏です。
石井一久GMとはヤクルト時代のチームメイトであり、親交が深いことが知られています。三木谷浩史オーナーとも接点があるとされ、過去にも楽天次期監督候補として名前が出てきたことがあります。
ただし古田氏は現在、野球解説や各種メディア出演が中心であり、現場復帰するかどうかは不透明です。また「石井GMが外部からの大物招聘を狙うのではないか」という憶測も一部にあります。
石井GM体制への批判も噴出「監督だけ切るのか」
三木監督の休養発表後、SNSでは「監督だけ切るのか」という批判が一定数見られました。
楽天は2005年の球団創設以来、三木監督を含めてシーズン途中または1年で交代させた監督が複数います。毎回「監督の責任」という形で処理されてきたことへの不満が、特に長年のファンには蓄積しています。
「結果が出ないのは監督の采配だけの問題ではなく、編成やフロント体制の問題も大きい。石井GMこそ問われるべきではないか」という声もネット上で散見されます。これはあくまでSNSでの声であり、球団側の公式見解ではありません。

三木はスケープゴートだよなあ
楽天は三木谷と石井一久をなんとかしない限り同じことの繰り返しだと思うけど
三木監督が休養に至った経緯
三木監督の今季の軌跡を整理します。
4月はAクラス争いに加わり一時2位に浮上する好スタートでした。しかし5月に入ってから7勝18敗と急失速し、5月20日にリーグ最下位に転落しました。交流戦では球団初となる開幕6連敗を喫しています。
5月28日には三木谷オーナーが試合前にチームを激励する場面もありました。6月2日には鈴木大地選手をシーズン中にキャプテン就任させるという異例の人事も打ちましたが、状況は好転しませんでした。4日のDeNA戦では8回まで7対0のリードを守れず大逆転負けを喫し、9日には4連敗。今季ワーストの借金15で最下位という状況を受けての決断となりました。
開幕前には宗山塁内野手(昨季新人賞)がけがで離脱するなど誤算も重なっており、「宗山さえいれば」という声もあります。ただし結果として2年連続のBクラス圏内での低迷に歯止めをかけられませんでした。
次期監督が誰になるのか、正式発表は現時点でありません。シーズン終盤かオフシーズンに入ってから具体的な名前が出てくるとみられます。
新情報が入り次第、追記します。


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