日曜劇場『リブート』第1話。
衝撃的だったのは、幸後一香(戸田恵梨香)が刑事・儀堂(鈴木亮平)を穴に埋めるシーンです。これほど明確な「遺体の処理」を見せられてなお、SNSでは「儀堂は生きている」という説が勢いを増しています。
なぜ視聴者は、あの土の下に眠る男の生存を信じるのか。そして一香が埋めた「何か」に隠された、視聴者を欺くための壮大なトリックを考察します。
【逆転の発想】「埋められた」からこそ生存説が加速する理由
普通、穴に埋められれば「死」を確信します。しかし、考察ドラマファンの間では「日曜劇場で簡単に鈴木亮平が死ぬはずはない」といった考察が繰り広げられています。
一香の「不可解な単独行動」
犯罪組織の人間である一香が、なぜ組織に報告せず、たった一人で儀道の遺体を埋めたのか。そこには「組織に死んだと思わせ、実は生かしておく」という高度な偽装があったのではないかと見るのが自然です。組織の代表・合六(北村有起哉)らに対して「死体は処分した」と既成事実を作るための、命がけのブラフです。
儀道の致命傷はどこか
儀堂が埋められる直前、本当に「息を引き取っていた」のかという大きな疑問が残ります。
腹部から出血している儀道から「早く出ていかないと、俺を殺した犯人にされるぞ」と一喝されて、その場を離れた早瀬。つまり、第一話では儀道の死亡を確認できていません。
一香があえて仮死状態にしてから埋めたのだとしたら、本物の儀道の救出を前提とした「リブート」の準備と言えます。
一香は儀堂が生き残る可能性に賭け、あえて彼を「死者」として扱うことで、組織の手が届かない「亡霊」へとリブートさせた。その亡霊が復活するまでの間、パティシエの早瀬(松山ケンイチ)に「儀堂」の仮面を被せ、警察内部で暴れさせている……。
もしこの説が正しければ、土の中から這い上がってくる「本物の儀堂」が、松山ケンイチさん演じる「偽物の儀堂」と対峙する、日曜劇場史上もっとも鳥肌が立つシーンが待っているはずです。
猫舌」の違和感に隠された、一香の残酷な「テスト」
幸後一香(戸田恵梨香)が早瀬に放った「猫舌?」という言葉。SNSではこれが、生存している「本物の儀堂」と対比させるための最大の鍵だと囁かれています。
しかし、その真意は私たちが想像する以上に残酷なものかもしれません。
「本物の体温」を知る女の記憶
一香が早瀬の猫舌を指摘した瞬間、彼女の脳裏には間違いなく「熱いものを平気で口にしていた本物の儀堂」の姿が浮かんでいたはずです。
本物の儀堂は、熱いコーヒーを流し込むような、隙のない男だった。その強固な記憶があるからこそ、早瀬が熱さに悶える「パティシエとしての繊細な反応」が一香には耐えがたい「偽物感」として映ったのではないでしょうか。あの問いかけは、思い出に浸っているのではなく、目の前の偽物に対する「失望」の表れだったのかもしれません。
早瀬は「使い捨ての防弾チョッキ」に過ぎない
本物の儀堂が生きて潜伏しているのだとしたら、早瀬の役割は「本物が復活するまでのターゲット」に過ぎません。
組織や警察の目を自分(早瀬)に引きつけ、いつ殺されてもおかしくない最前線に立たせる。一香が早瀬の猫舌を指摘するのは、完璧な「刑事」に育てるためではなく、本物の儀堂を守るための「完璧な盾(デコイ)」として機能させるため。
つまり、一香は早瀬を仲間として見ておらず、儀堂の顔を被せた「使い捨ての防弾チョッキ」として扱っている可能性が高いのです。
伊藤英明(真北)は「本物の儀道」を探している?
監察官・真北(伊藤英明)が儀道(中身は早瀬)に向ける、あの射抜くような眼光。それは単なる職務上の監視ではなく、すでに「儀堂の死」と「遺体の消失」という、警察組織がひっくり返るような異常事態を察知しているからとも見えます。
「消えた遺体」と「不自然な復活」の矛盾を突く
真北にとって、刑事・儀堂が一度現場から消えたという事実は、警察の威信に関わる重大な懸念事項です。
そこに何食わぬ顔で戻ってきた「儀堂」ですが、真北の目にはその「中身の別人感」が明確に映っているはずです。長年、警察内部の人間を見張ってきた真北にとって、顔は同じでも「歩き方、視線、そして熱いコーヒーに怯える仕草(猫舌)」といった生理的な違和感は、何よりも雄弁に偽物であることを物語っています。
真北は儀道を追い詰めることで、その背後にいる「本物の儀道の遺体を隠した人物(一香)」を炙り出そうとしているのです。
真北こそが「真の救出者」となる衝撃の展開
一香が「生きたままの儀堂」を土に埋めたのだとしたら、真北はその場所を特定し、自らの手で掘り起こすでしょう。
もし真北が土の中から本物の儀堂を救い出したなら、物語は「偽物の儀堂(早瀬)」vs「本物の儀堂(鈴木亮平)」という、逃げ場のない究極の対峙へと突き進みます。
日曜劇場の定石:伊藤英明という「最強のカード」の使い道
過去の日曜劇場の傾向から見ても、伊藤英明さんのような大物俳優が、単なる主人公の敵役で終わるはずがありません。
真北は、早瀬にとっての「最悪の敵」として振る舞いながら、実は警察内部の腐敗(組織と繋がっている裏切り者)を一掃するために、あえて「偽物の儀堂」という劇薬を利用しているとも取れます。
真北が土の中から「本物の儀堂」を引きずり出した時、それは早瀬の終わりではなく、組織を根底から覆す「真のリブート」が始まる合図になるかもしれません。
10億円は「穴の中」にある?一香が儀堂と一緒に埋めたものの正体
『リブート』第一話のラストでわかった「黒幕側も10億円を探している」という異常事態。
組織の人間である一香(戸田恵梨香)が、なぜ組織を裏切ってまで儀堂(鈴木亮平)を独りで埋めたのか。その理由は、儀道が抱えていた「10億円」を独占するためだったのではないでしょうか。
10億円は「遺体」と共に埋められた?
一香が儀堂を埋めたあの場所。
もしそこに、組織から消えた10億円の「在り処を示す証拠」や、あるいは「金そのもの」が隠されていたとしたら…儀堂が死の間際に金を奪い、一香がそれを「儀堂の死」と共に封印した。組織が血眼になって探しても見つからないのは、組織が「死体と一緒に埋まっている」という、あまりにもアナログで大胆な隠蔽を想定していないからと言えます。
一香の真の目的:早瀬は「10億円」を守るための身代わり
一香が早瀬(松山ケンイチ)にリブートを提案した真の目的。
それは、10億円の隠し場所を知る「本物の儀堂」を土の中で潜伏させつつ、警察の目を「偽物の儀堂(早瀬)」に釘付けにすることです。
早瀬が警察内部で儀堂として派手に動けば動くほど、組織や警察の関心は「動いている儀堂」に向かいます。その隙に、一香は本物の儀堂を救出し、10億円を手に入れ、組織を根底から潰す準備を進めている。早瀬は、その莫大な金と本物の命を守るために用意された「生け贄」なのです。
「10億円の権利」を巡る一香の賭け
一香にとって、10億円は単なる金ではなく、組織から抜け出し、過去をリブートさせるための「チケット」です。
一香が早瀬に「猫舌」を指摘し、完璧な儀堂であることを強要するのは、早瀬が偽物だとバレた瞬間に、埋められた10億円の在り処(=本物の儀堂の居場所)まで真北(伊藤英明)や組織に突き止められてしまうからです。
一香の冷徹な態度は、10億円という巨額の富を前にした、「正気と狂気の境界線」なのかもしれません。
シークレットキャストは松山ケンイチ

リブート前の早瀬を演じるのは、松山ケンイチさんでした。シークレットキャストとして第一話に登場し、SNSでも「松ケンが早瀬とは豪華!」と話題になっています。

シリアス真っ只中ふいに松ケンに戻る鈴木亮平が面白すぎたし可愛すぎたw w w w

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