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VIVANT12話 新たな別班「本命は長野専務」決め手は監督の”キーになる”発言

長野専務 VIVANT

VIVANT第12話(2026年8月2日放送)は、逃亡した新庄浩太郎をタイで追いつめた乃木の前に、長野専務が別班として現れる回でした。もうひとつの山場がアリがポリグラフの前で「新庄をモニターに引き入れたのは自分だ」と認めたシーンです。

放送で判明した結末を先にまとめたうえで、放送前に立てていた別班候補3人の予想がどこまで当たっていたのかも振り返ります。

※ネタバレを含みます。

新たな別班の正体は長野専務だった|VIVANT12話ネタバレ

乃木の部屋に来た長野専務
乃木の部屋に来た長野専務|TVerより

VIVANT12話のラストは、乃木がタイのホテルの部屋でドアを開ける場面で締めくくられました。

新庄の潜伏先を突き止め、別班員と落ち合うはずだった乃木の前に立っていたのは、長野専務でした。放送前から本命候補に挙がっていた人物が、そのままVIVANT12話で新たな別班として姿を現した形です。

ここからは、放送前に立てていた予想が実際にどこまで当たっていたのかを、根拠ごとに振り返ります。

決め手は監督公認の”キーマン”発言、料亭での唐突な出張宣言

長野専務を本命候補とみていた決め手は、宮崎陽平監督の発言でした。

監督はTBS「サンデー・ジャポン」(2026年7月26日放送)でやす子から直撃された際、長野専務について「キーに……なりますよ」「11話、初回でまずキーになる」と明言しています。VIVANT第11話で乃木が長野専務と料亭でフローライトの話をしたシーンと、宇佐美部長が「長野専務は東南アジアに出張中」と伝えたシーンが、この”キー”の中身だと予想していました。

実際に長野専務が姿を見せたのは、まさに予告されていたタイ(東南アジア)でした。

対抗馬だった柚木薫・宇佐美部長は、今回は登場せず

予想と違い、実際に姿を見せたのは長野専務でした。対抗候補に挙げていた薫(二階堂ふみ)、伏兵候補に挙げていた宇佐美部長(市川猿弥)は、どちらも今回は登場していません。

薫については、次のような伏線がまだ残っています。

  • バルカの赤飯を口にして顔をしかめた
  • 偽装パスポートの名前を海外式の発音で読んだ
  • 乃木が目玉焼きを焼く姿をこっそり撮影していた

宇佐美部長については、シーズン1から続く水玉柄の黄色いネクタイが、VIVANTシリーズの「黄色いアイテム=怪しさのサイン」というジンクスに当てはまる点が引っかかっていました。

これらの伏線が今後どう回収されるのか、宇佐美部長の黄色いネクタイ考察でさらに深掘りしています。

アリの自白シーン|新庄はモニターだったと判明

ポリグラフにかけられたアリは、新庄をテントのモニターに引き入れたのは自分だと認めました。一方で、新庄の逃走ルートや潜伏先までは知らないと否定しています。この自白によって、新庄がテントの最上位モニターだったことがあらためて裏付けられました。

新庄はタイのチョッキーのもとへ逃亡していた

新庄は新富士からプライベートジェットでバンコクへ向かい、実業家チョッキーのアジトに潜伏していました。

乃木とドラムはタイ人に化けて入国し、チョッキーの使用人を尾行することで、赤飯と納豆を買った家を潜伏先として特定しています。

新庄浩太郎の黒幕説|VIVANT12話でシーズン1からの伏線がつながる

予想どおり、新庄浩太郎はやはり黒幕でした。拉致事件の首謀者として新庄浩太郎が本命だとみていたのは、この黒幕説がVIVANT第12話になって突然出てきた話ではなかったからです。拘束されたアリはポリグラフの前で、新庄をテントのモニターに引き入れたのは自分だと認め、この読みが正しかったことが裏付けられました。

VIVANT第10話の「モニター確定」がすべての起点

VIVANT第10話の終盤、テント解体の情報が世界中のモニターに伝わったタイミングで、日本のモニターの正体が公安の新庄浩太郎(竜星涼)だったと判明する場面があります。

劇中で「モニター」とは、テロ組織テントが各国の警察・政府機関に送り込んでいた内通者を指す呼称で、裏切り者だった山本も同じ枠組みで語られていました。

つまり新庄がベキ側と通じていたこと自体は、VIVANT続編で初めて出てきた設定ではなく、前作の時点ですでに視聴者に明かされていた確定事実で、地味なようで実はかなり丁寧な伏線回収でした。

VIVANT第12話の公式あらすじにある「新庄が犯人である可能性が高い」という一文は、この前作からの伏線を続編でも一貫させた自然な流れだと予想していました。

「偉大なるベキの お役に立てたのなら幸いです」の一言が伏線

モニターだった新庄がベキと対面したシーン
ベキと対面した新庄浩太郎|TVerより

ベキと対面した新庄が、「偉大なるベキの お役に立てたのなら幸いです」と語りかける場面です。単なる情報提供者なら絶対に出てこない”偉大な”という尊敬語に、思わずゾクッとしました。

新庄は保身のためではなく自分の意思でベキに心酔し、進んで協力していたのです。VIVANT第12話で新庄が黒幕として名指しされる展開は、この一言に込められた心酔ぶりがそのまま拉致事件の動機に化けた、というだけの話だと予想していました。シーズン1のセリフひとつが、まさか続編の伏線としてここまで生きてくるとは、してやられました。

新庄はただの”操り駒”、黒幕交代のどんでん返しに要注意

予想と違い、VIVANT12話にどんでん返しはありませんでした。

VIVANTシリーズはこれまでも、有力候補と思われた人物が土壇場でどんでん返しに遭う展開を得意としてきました。そのため新庄についても、本当は”操り駒”に過ぎず、黒幕交代のどんでん返しがあるのではと身構えていました。公式あらすじの文言も「犯人である可能性が高い」という留保付きの表現にとどまっていたからです。

アリの自白で新庄がテントの最上位モニターだったとはっきりしましたが、拉致事件そのものを指揮した黒幕かどうかまでは、まだ明かされていません

新庄をめぐっては、野崎守に変装しているのではという考察も別に浮上しており(詳しくは新庄浩太郎は野崎守に変装?決め手は「日本人離れした体格」の記事で検証しています)、テントの最上位モニターは新庄のほかにも複数人いるとされ、東条(濱田岳)を本命候補に挙げる考察(東条(濱田岳)裏切り者本命考察)も浮上しています。

断定を避けたこの一文の裏に、もう一段の仕掛けが隠れていると考えると、正直もう待ちきれません。

黒須ら別班5人の救出は、VIVANT12話でも進展せず

別班4人が別の国へ
AIハヤトが別班4人の連行先を特定|TVerより

予想と違い、VIVANT12話では黒須たち別班5人の救出や居場所についての続報はありませんでした。

AIハヤトの解析画面で判明していた別班4人の移送先は、次のとおりです。

  • 高田明敏:キプロス
  • 和田貢:トルクメニスタン
  • 熊谷一輝:ジョージア
  • 廣瀬瑞稀:イスラエル

このうち黒須駿だけは、隠しカメラの映像から守り刀で応戦し侵入者を制圧したあとに拉致されたことが判明しており、この時点で生存が確定しているのは、安心できるポイントです(黒須の移送先を含めた詳しい経緯は黒須拉致はわざとだった説の記事でまとめています)。

VIVANT12話は、別班員の捜索を描く回になる理由

予想どおり、VIVANT12話は捜索止まりの回でした。

VIVANT続編は2クールにわたる長丁場の構成で放送されています。通算12話はまだそのごく序盤にあたり、5人全員の救出・新庄の逮捕・新たな別班の正体解明までを一気に畳んでしまうには情報量が多すぎると予想していました。公式あらすじにも「事件解決に向け」という表現が使われているだけで、「解決した」とは書かれていなかったことも、その根拠です。

実際、乃木がキプロスでアリを確保した勢いのまま、新庄の潜伏先を突き止めるところまでは進みましたが、別班5人の救出そのものは次回以降に持ち越されています

和田貢の裏切り疑惑は、VIVANT12話で言及されず

VIVANT12話では、和田貢の裏切り疑惑への言及はありませんでした。

高田・熊谷・廣瀬の3人は入院先の病院周辺で起きた爆発事故のどさくさに紛れて姿を消していますが、和田貢だけは手口が違いました。警備員に扮した男が受付の看護師を気絶させたうえで連れ去るという、明らかに計画性の高いやり口が使われていたからです。この違いをめぐって、ファンの間では正反対の2つの説が浮上していました。

根拠
和田貢が最も疑わしい拉致の手口だけ他の3人と違い、計画性が際立っていた
熊谷一輝こそ真犯人「和田はミスリード」という考察がXで浮上している

対立する2つの説がどちらに転ぶのかは、今後のVIVANT続編の見どころとして持ち越されています。

VIVANT12話を相関図で予習

新たな別班や新庄の動きなど、第12話は登場人物の関係性を頭に入れて観たほうが何倍も楽しめる回になりそうです。

乃木・野崎・ノコル・黒須といった別班のメンバーから、新庄やアリとの関係性までを一枚で整理したVIVANT続編の相関図はこちら

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