PR

ゾロの台湾グルメが炎上した理由は「台湾嫌い」発言、釈明動画で「中国人とやってること一緒」六合夜市の豚バラキムチ騒動

ゾロさん エンタメ

台湾在住の日本人YouTuber「ゾロの台湾グルメ」が、日本と台湾の両方で炎上しています。

きっかけは、高雄の六合夜市で買った料理を「クソまずかった」と酷評し、「ほんま夜市嫌い。なんなら台湾嫌い」と話した動画です。

ゾロさんは9月23日に「大炎上の件について」と題した約1時間の釈明動画を公開しました。ただ、その中で「今も言ったるわ。マジでクソまずい」と評価を撤回せず、批判する台湾の人たちを「中国人とやってること一緒」と表現しました。サムネイルの「一部の民度の低い台湾人のみなさまへ」という文言にも批判が集まり、2026年9月24日時点で騒動は収まっていません。

この記事では、何があったのか、なぜここまで批判されているのか、ゾロさんがどう説明しているのかを時系列で整理します。

ゾロの台湾グルメの炎上は六合夜市の「台湾嫌い」動画が発端

炎上の発端は、8月9日に公開された六合夜市の動画です。料理を吐き出し、「なんなら台湾嫌い」と話した場面が、9月20日ごろからSNSで広まりました。

経緯を時系列で見ていきます。

日付出来事
2026年8月9日高雄・六合夜市を食べ歩く動画「【夏休み特別企画③】もう台湾嫌い!台湾一周するといつも台湾が嫌いになるゾロ。。。笑」を公開
9月20日ごろ動画の切り抜きがXやThreadsで拡散し、Xのトレンドにも入る
9月21日台湾のTVBSが報道
9月22日ETtoday、自由時報など台湾の複数メディアが報道。本人が台湾メディアの取材に応じる
9月23日釈明動画「大炎上の件について」を公開。日本の女性自身、SmartFLASHも報道

「ゾロの台湾グルメ」とは

「ゾロの台湾グルメ」は、台湾の夜市やローカルグルメを紹介するYouTubeチャンネルです。登録者数は約14万人。

報道によると、ゾロさんは2019年から台湾に住んでいて、台北市の迪化街でフィナンシェなどを売るお土産店も経営しています。

チャンネルの概要欄には「美味しかったら美味しい、不味かったら不味い、思ったことをはっきり言います。忖度一切無し」という方針が書かれていて、もともと本音のレビューを売りにしてきたチャンネルです。

問題になった夜市の動画

問題になったのは、8月9日に公開された動画です。

女性自身の報道によると、ゾロさんは六合夜市の屋台で「豚バラキムチ」(五花肉泡菜捲)を買い、口にした直後に顔をしかめて次のように話しました。

  • 「マジでおいしくないわ」
  • 「キムチもめっちゃ酸っぱいし、アルコール臭い。これ食えないわ」
  • 「ほんま夜市嫌い。なんなら台湾嫌い」
  • 「もうクソまずかった」「150元やからね。もう金返せぐらいよ」

台湾メディアは、ゾロさんが一口食べたものをその場で吐き出したことも報じています。

さらにTVBSは、動画に屋台の店名と店主の顔がはっきり映っていたと伝えています。

問題の動画は現在も公開中

一部の報道では「動画は削除された」とされていましたが、2026年9月24日時点で、元の動画はチャンネルで公開されたままになっています。

▶ 【夏休み特別企画③】もう台湾嫌い!台湾一周するといつも台湾が嫌いになるゾロ。。。笑(YouTube)

本人も釈明動画で「動画は一切消していない」と説明しています。動画は約88分あり、六合夜市の場面はその一部です。

問題の場面だけを見たい人向けに、台湾の大手紙・自由時報が公式Xで切り抜き映像を公開しています。

ゾロの台湾グルメが炎上した理由は3つ

批判の論点は、大きく分けて次の3つです。

①「台湾嫌い」と国全体を否定した

料理の感想にとどまらず、「台湾嫌い」と国全体に話を広げた点に、日本と台湾の両方から強い反発が起きています。

日本のユーザーからは「同じ日本人として恥ずかしい」「他の国で迷惑をかけないでほしい」といった声が、台湾のユーザーからは「気に入らないなら日本に帰ればいい」といった声が上がっています。

日本のユーザーの中には、「台湾の人たちに不快な思いをさせて申し訳ない」と台湾側に謝る投稿をする人も出ています。

日台交流に取り組む神戸市議会議員の上畠寛弘さんも、9月21日にXへ中国語で投稿しました。台湾の人の好意を受けて商売をしながら台湾の食文化を貶めていると批判し、「今すぐ台湾から出て行け」と強い言葉で締めくくっています。

うえはたのりひろ氏の台湾を擁護したポスト
Xより(実際の投稿は中国語ですが日本語に翻訳しています)

② 屋台と店主が特定できる形で酷評した

ETtoday によると、台湾のネット上では「おいしいかどうかは人それぞれだが、店の人を映して公開の場でさらし者にするのは受け入れられない」という意見が目立ちます。

評価の中身よりも、伝え方に問題があったと受け止められています。

③ 台湾で商売しながら台湾を下げている

ゾロさんが台北でお土産店を経営していることから、「台湾でお金を稼ぎながら台湾を軽く見ている」との批判も出ています。

三立新聞網は、チャンネル登録の解除や、お店の商品の不買を呼びかける動きが広がっていると報じました。

過去の動画も掘り起こされている

今回の騒動をきっかけに、過去の動画や言動も改めて取り上げられています。

  • 2023年2月の動画で、高雄のマグロ店で返金を求めた場面
  • 過去の動画で、女性客などを不自然な角度で撮っているというネット上の指摘(自由時報、ETtodayが報道)

ただしマグロ店の件は、提供されたマグロの解凍が不十分だったことがきっかけで、ゾロさんは代わりにサーモンを注文しています。

ネット上にはほかにもさまざまな疑惑が出回っていますが、報道で確認できないものはこの記事では扱いません。

ゾロの台湾グルメは過去にも炎上していた

ゾロさんが炎上したのは、今回が初めてではありません。本人も釈明動画で「過去何回も炎上してる」と話していて、動画の中で次の2つを挙げています。

  • マグロ店の動画:今回また取り上げられたマグロ店の動画は、1年半前にもXで一度炎上していた
  • お店の開店時:2025年4月にお店を開いたときにも、日本人から低評価のレビューが大量に書き込まれた。その後、半年ほどGoogleマップの店舗情報を編集できない状態が続いた

今回も、同じマグロ店の動画が再び掘り起こされ、お店のレビュー欄に低評価が集まりました。過去の炎上と同じことが、今度は台湾の人たちの間で起きている形です。

擁護や別の見方も

一方で、チャンネルはもともと「忖度なしの本音レビュー」を方針にしていて、「まずいものをまずいと言うこと自体は自由」という見方もあります。

批判している人の中にも、「夜市の料理が口に合わないことはあるが、それを現地で連呼して全世界に発信するのは違う」と、味の評価そのものではなく表現の仕方を問題にしている人が多くいます。

ゾロは夜市の発言を謝罪せず、謝ったのはサムネイルだけ

2026年9月24日時点で、ゾロさんが謝ったのは、釈明動画のサムネイルについてだけです。夜市での発言そのものは謝罪も撤回もしていません。これまでの対応は、次の2つです。

台湾メディアの取材への回答(9月22日)

ETtoday が伝えた民視新聞の報道によると、ゾロさんは取材に対して次のように説明しています。

  • 動画は悪意を持って拡散された
  • 6年半前にYouTuberを始めたときから、料理がおいしいかどうかを正直に話しているだけ
  • 「台湾嫌い」は「台湾の夜市が好きではない」という意味だった
  • 店の開業資金はYouTubeで稼いだもの
  • 台湾に住み続けているのは、台湾の人がとても優しいと感じ、恩返しをしたいから

ゾロさんは「悪意のある編集だ」と反論し、後日あらためて動画で詳しく説明するとも話していました。

釈明動画「大炎上の件について」(9月23日)

9月23日の午前10時(日本時間)、チャンネルに「大炎上の件について」と題した約1時間8分の動画が公開されました。動画の中の発言によると、撮影したのは9月22日の夕方です。

▶ ゾロの台湾グルメ「大炎上の件について」(YouTube)

サムネイルには「一部の民度の低い台湾人のみなさまへ」という文字が入っています。動画の冒頭でゾロさんは、「強烈なサムネイルにしたら絶対みんな見てくれると思った」ので、あえてこの文言にしたと話しています。

1時間を超える長い動画なので、主な話題と、話している時間の目安をまとめました。

時間の目安話している内容
0:00〜サムネイルはわざと強烈にした。1か月後には誰も覚えていないはず。悪意のある切り抜きが出回っているので説明する
6:36〜マグロ店の返金の件。前後の場面を流して説明
15:21〜六合夜市の件。「今も言ったるわ」と評価は変えず
17:07〜夜市が好きではない3つの理由
19:24〜「動画は消していない」
20:13〜お店への星1レビューと「中国人とやってること一緒」発言
31:29〜台湾のお祭りを批判した件
33:34〜10年前の路上ライブと寄付の話
45:34〜「日台友好を壊す」という批判への反論
48:41〜台湾政府の観光政策への意見
1:02:35〜サムネイルについての謝罪と、今後の方針

マグロ店の件:「凍ったままだった」

マグロ店の件については、3年半前の動画で、1年半前にも一度炎上したものだと説明しています。

ゾロさんによると、出てきたマグロが凍ったままで食べられる状態ではなかったため店に伝え、話し合ってサーモンに替えてもらったそうです。代金はきちんと払い、最後は店員とお互いに謝って円満に帰ったと話し、切り抜かれていない前後の場面を動画内で流しています。

夜市の件:「今も言ったるわ」

六合夜市の料理については、「今も言ったるわ。マジでクソまずい」と、評価をまったく変えていません。

吐き出した理由は、キムチが変な味で、過去に食中毒になったことがあり「当たったら怖いと思った」からだと説明しています。

さらに、同じものが出てきたらまた「クソまずい」と言うし、同じ気持ちになったら「ペって吐き出します」と話し、「美味しくないもの美味しくないって何が悪いの」とも語っています。

「夜市嫌い」については、チャンネルを始めた6年前からずっと言っていることだとして、次の3つを理由に挙げました。

  • 人が多い
  • 値段の割に、飛び抜けておいしいものがない
  • 臭豆腐のにおい

一方で、同じ夜市でおいしかった店もあったこと、台湾においしい店はたくさんあって数多く紹介してきたことも強調しています。

動画は削除していない

「動画を消している」という指摘には、元の動画を画面に映してコメント欄が残っていることを見せ、「一切消していない」と説明しました。

星1レビューと「中国人とやってること一緒」

お店のGoogleマップには、半日ほどで約200件の星1レビューが付きました。ゾロさんは、店に来たことも商品を食べたこともない人が顔も出さずに低評価を付けるのは「いじめ」だと非難しました。

これらのレビューは、ひと晩で消えています。ゾロさんは「Googleマップの口コミは店側では消せない」と話し、短時間に集中した低評価をGoogleが判断して消したのだろうと説明しています。

そのうえで、台湾の人は中国から嫌がらせを受けてきたのだから、いじめられる側の気持ちがわかるはずだとして、「中国人とやってること一緒やん」と、この言葉を2回繰り返しています。

ただし、「日本人も同じことをする」とも話していて、2025年4月にお店を開いたときには、日本人からも同じように低評価を書き込まれたと明かしています。

台湾のお祭りへの批判も撤回せず

台湾のお祭りを「クオリティが低い」「音楽がダサい」と言った件についても、参加者が楽しそうに見えないからそう思った、と率直な意見であることを説明しました。「この意見を変えるつもりもないし、それに対して謝る必要もないと思ってます」としています。

「日台友好を壊す」という批判には反論

「日本人の恥さらし」という批判は「決まり文句みたいなもの」として受け流しました。

一方で「日台友好を壊す行為だ」という批判には、夜市でキムチを吐き出しただけで崩れるような「浅い薄っぺらい関係なんですか」と反論しています。

台湾政府の観光政策にも意見

動画の後半、約15分は、台湾政府の観光政策についての話です。

観光客に5,000元が当たる抽選キャンペーンについて、「当たるかどうかわからないのに行こうとはならない」「当たっても使えない店が多い」と批判しました。お金を配るより、駅のエスカレーター設置や歩道の段差解消、排水溝のにおい対策などのインフラに投資すべきだと提案しています。

最後にサムネイルだけ謝罪

動画の最後でゾロさんは、サムネイルについて「釣りみたいなサムネ今回させてもらって本当に申し訳ない」と謝りました。

そのうえで、民度の低い人は日本人にも台湾人にもいるが、台湾の人でそういうのは一部だけだとわかっている、と話しました。お店の近所の人たちに助けられているエピソードも挙げて、台湾は人情のある国だと語っています。

ただし、今後の方針については「美味しかったら美味しい、まずかったらまずい。はっきり言います」「それはもう変わらない」と明言しました。さらに、来年も再来年もこのチャンネルは炎上する、「絶対するからもう断言しておきます」と締めくくっています。

釈明動画への反応

この動画のコメント欄にも「あまりにも利己的」「言ってはいけない一線を越えた」といった批判が寄せられています。台湾の人を中国人と比べた発言やサムネイルの文言が加わったことで、釈明動画がかえって批判を広げる形になっています。

釈明動画は公開から1日ほどで8万回以上再生されています(9月24日時点)。

ゾロの台湾グルメは現在も動画を公開中

2026年9月24日時点の状況は、次のとおりです。

  • 本人が謝ったのはサムネイルについてだけで、夜市での発言は撤回していない。「本音で言う」方針も続けると明言
  • 問題の動画、釈明動画とも公開されたまま
  • 台北のお店のGoogleマップには一時、約200件の星1レビューが付いたが、9月24日時点では、炎上後の星1レビューは表示されていない。新しい順に並べると、1週間以上前の★5のクチコミが一番上に来る
  • チャンネル登録の解除や、お店の不買を呼びかける声が日本と台湾の両方で出ている
  • 台湾メディアは本人に直接取材しており、日本と台湾の両方で報道が続いている

お店の閉店や休業、行政の対応といった大きな動きは、今のところ報じられていません。

本人が今後あらためて謝罪するのか、お店の営業に影響が出るのかが注目されています。

この記事では、続報が入り次第、日付を入れて追記していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました