日曜劇場『VIVANT』続編に登場するタイの俳優OHMさんの役柄は、VIVANT第12話でまさかの「新庄浩太郎をバンコクでかくまう実業家チョッキー」と判明し、放送前から話題だった「敵か味方か」の謎についに答えが出ました。
思わず二度見したのが、端正な白スーツのビジュアルとは裏腹に、劇中では新庄の頬にキスをしようとして本気で拒否されるコミカルな一面まで飛び出したことです。
ここからは、放送前に立てていた「敵」「味方」「第三勢力」の3つの仮説が実際どこまで当たっていたのか、根拠ごとに振り返っていきます。
OHMの役柄は新庄浩太郎をかくまう実業家「チョッキー」
正体はテントのモニター、新庄をかくまう実業家
VIVANT第12話で新庄浩太郎(竜星涼)はベキ・バトラカ・ピヨの3人を脱獄させたあと、新富士空港からプライベートジェットでバンコクへ逃亡しました。

鼻歌を歌いながらチヨッキー登場
一緒にいたのは…
そこで合流したのが、OHMさん演じる実業家チョッキーです。
チョッキーの正体はテントのモニター。資産家でありながら中国の不動産バブル崩壊で多額の負債を抱えており、現在は機密情報を売って資金を稼いでいるのではないかとアリ(山中崇)は推測しています。
白のデニムに黄色いシャツというお茶目な出で立ちで登場し、新庄をかくまいながらハッカーへの手配にも関わる、なくてはならない協力者として描かれていました。
ちなみに同じ第12話では、予告で伏せられていた「新たな別班」の正体も長野専務だったと判明しています。
OHMの出番は今回だけで終わらない

OHMさんは2026年6月16日に宮下今日子さんと同時に新キャストとして発表され、しかもシーズン2のキービジュアルにも起用されている人物です。
キービジュアルに名を連ねるのは基本的に主要人物に限られるため、チョッキーは今後も物語の鍵を握る存在として、繰り返し登場してくると見るのが自然の流れです。
チョッキーに隠された裏の顔【独自予想】
『VIVANT』はこれまでも、見た目の印象をひっくり返す衝撃のどんでん返しを繰り返してきた作品です。前作では、乃木とノコルが実は義理の兄弟だったという事実が明かされ、多くの視聴者を驚かせました。
この前例を踏まえると、陽気なキャラクターのチョッキーにも、同じくらい大きな仕掛けが隠されているのではと私は見ています。
中でも一番引っかかっているのが、”裏切り”というより気まぐれで寝返るのでは、という可能性です。
チョッキーはこれまでの描かれ方を見る限り、強い忠誠心や誰かを牛耳りたいという野心はなく、面白そうか・興味を惹かれるかで動くタイプに見えます。だとすると、お金や打算というより、単なる気まぐれな身軽さで乃木や野崎側にひょいと寝返る展開も十分あり得るはず。
事前番組で見せていた愛されキャラっぷりを踏まえても、根っからの悪人には見えないのが正直なところです。私と同じような見方をしているファンもXで見かけました。

チョッキーは良くも悪くも強い崇拝心や牛耳る意思は無く興味を惹かれるか·面白そうかに重きを置いてそうだから、裏切りという名目ではなくそういう意思的な身軽さで乃木や野崎に寝返る展開も全然ありそう。
もう一つ、頭の片隅に置いておきたいのが”資産家”という肩書きの裏側です。中国の不動産バブル崩壊で負債を抱えたというのは表向きの理由で、実はフローライトや別班がらみの過去の投資に資産の一部が絡んでいた——なんて可能性も、ゼロではないと思っています。
ここからは、放送前に立てていた予想が実際にどこまで当たっていたのかを、根拠ごとに振り返ります。
仮説①「敵」説の根拠

予想がズバリ的中していました。チョッキーはテントに属するモニターであり、新庄浩太郎をかくまう明確な敵側の人物だったのです。
OHMさんの起用発表と同時に公開されたキービジュアルでは、白いスーツに身を包んだ姿が印象的に切り取られています。この清潔感のある装いとは裏腹に、公式SNSには「見た目に反して悪役が似合いそう」といった声も寄せられており、見た目の爽やかさと役柄の不穏さのギャップに期待する反応が目立っていました。
前作でも乃木の父であるノゴーン・ベキを巡る人間関係が二転三転したように、今回もビジュアルの第一印象どおり、チョッキーは不穏さを隠さない敵側の人物として描かれることになりました。
仮説②「味方・協力者」説の根拠
予想とは正反対でした。チョッキーは乃木たち別班の協力者ではなく、テントのモニターとして新庄側についていた人物です。放送前は、タイ俳優の起用がシリーズの舞台をアジア全域に広げる布石になるのでは、と味方寄りの可能性も期待されていましたが、実際には敵側の人物として描かれました。

仮説③「第三勢力」説
これも予想とは異なりました。チョッキーは別班・テントの対立構造を超える第三勢力ではなく、テントという既存組織に属するモニターだったのです。
新しい勢力図が生まれるのでは、という期待は今回については外れる形になりました。
なぜOHMが抜擢されたのか?タイ俳優起用の背景を考察
OHM抜擢の理由は、シリーズが一貫して描いてきたアジア横断的な世界観の拡張と、日本国内外への話題性の両立が背景にあります。
OHMのプロフィールと『I Will Knock You』での評価
OHMさんは本名タナパック・ジョンジャイパーさんといい、2016年に俳優デビューを果たしました。
ブレイクのきっかけとなったのは、2022年にタイで放送された人気BLドラマ『I Will Knock You』です。同作で主人公の親友役を演じ、コミカルながらも印象に残る演技で高い評価を獲得しました。
この作品は日本でも2025年12月から配信が始まっており、続編の発表と時期が重なったことで、タイドラマファンの間で改めて注目を集める形になっています。
俳優としてのキャリアは2016年からと10年近くに及び、タイ国内では決して無名の存在ではありません。日本での知名度はこれからという段階ですが、母国ではすでに実力派として評価が定着している人物と言えます。
VIVANTのアジア横断的な世界観とタイ俳優起用の親和性
前作『VIVANT』は、日本国内の物語にとどまらず、モンゴルや中央アジアを舞台にスケールの大きな展開を見せてきた作品です。続編でタイの俳優が新たに加わることは、こうしたアジアを横断する世界観をさらに広げる狙いがあると見るのが自然です。
地理的にも文化的にも多様な地域を舞台にしてきたシリーズだからこそ、新たな国籍のキャラクターを違和感なく組み込める土壌があります。
OHMさんの起用は、単なる話題作りではなく、シリーズが一貫して描いてきた「アジアの中の日本」という構図を補強するでしょう。
日本初出演というキャスティングの意図
OHMさんにとって本作は、日本の映画・ドラマへの初出演となります。
すでに実績のある日本の俳優ではなく、海外で評価を確立した俳優をあえて起用する判断には、国内外双方への訴求を狙う意図が透けて見えます。
社会現象となった前作の続編という注目度の高さを考えると、新規キャストの起用は単なる配役にとどまらず、作品全体のプロモーション戦略の一部として機能している面もあります。
前作VIVANTの伏線・基本設定をおさらい
別班・テントの基本構造
『VIVANT』の物語を理解するうえで欠かせないのが、別班とテントという二つの組織です。別班は自衛隊の中に存在する秘密の諜報組織で、主人公の乃木や黒須が所属しています。一方のテントは、別班と対立する立場として描かれてきた勢力です。
この対立構造が前作の緊張感を生み出す軸になっており、続編でもこの基本構図が物語のベースになると見られます。
乃木の運命を左右した前作ラストの真相
前作のラストでは、乃木が父であるノゴーン・ベキに銃を向けるという衝撃的な場面で物語が幕を閉じました。この一発が何を意味していたのか、そしてベキの安否がどうなったのかは、多くの視聴者にとって最大の未回収の謎として残されています。
続編第12話では新庄がベキ・バトラカ・ピヨの3人を脱獄させたことが語られたものの、ベキ本人はまだ続編に姿を現しておらず、生存の真相は依然としてベールに包まれたままです。
結果的にOHMさんが演じるチョッキーは、このベキを巡る父子の謎とは別の軸——新庄浩太郎の逃亡というルートで物語に関わってくることになりました。太田梨歩がハッキング解析で苦戦する場面もあり、その裏で暗躍したハッカー「タムタム」の正体はこちらで独自に考察しています。裏切り者候補としては東条(濱田岳)の疑惑も見逃せません。東条本命考察はこちら。
VIVANT続編にベキ(役所広司)が出演するかについては、VIVANT続編ベキ(役所広司)は出るのか?「Tだけが倒れた」登場シナリオはこの4つ で詳しくお伝えしています。
VIVANT続編の組織・人物相関の全体像はVIVANT続編の相関図でまとめています。
🔴 #VIVANTep13 SPOT⚫️
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) August 2, 2026
⚠️⚠️⚠️次回、リアタイ必須回⚠️⚠️⚠️#VIVANT 13話放送は8月9日📺✨ pic.twitter.com/uvC36iZdX7


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