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日向亘は第8週から登場「ブラッサム守役」珠が6年ぶりの里帰りで大人になった弟妹と再会

日向亘 ドラマ

ブラッサム第19回(10月22日放送)で「東京なんぞ行かんでくれ」と泣いた弟・守は、11月16日からの第8週で、日向亘が演じる大人の姿になって帰ってきます。

作家になった珠が6年ぶりに岩国へ里帰りする週で、NHKが公開した写真には、大人になった守・俊子・英男が笑顔で写っています。

姉を引き止めた少年が、いまどんな顔で姉を迎えるのか、モデルになった宇野千代の弟・薫の史実と一緒に読み解きます。

※ ブラッサム第19回(10月22日放送)までの内容と、第8週(11月16日〜)に関する一部ネタバレを含みます。先に知りたい派の方だけ、この先をどうぞ。

大人の守は11月16日からの第8週、珠を迎える葉野家の場面で初登場

ブラッサム第8週「あばく、書く」は、懸賞小説で一等をとった珠が、6年ぶりに故郷の岩国へ帰る週です。
日向亘の守は、この里帰りの場面で初めて登場するとにらんでいます。

第8週の葉野家では、俊子は学校を卒業し、英男は中学4年生になっています。
6年たって弟妹がこれだけ大きくなっているのに、少年期の子役のまま守だけが出てくるとは考えられません。
きょうだい3人は、この週にそろって大人のキャストに切り替わると見るのが自然です。

第8週は11月16日(月)から20日(金)までの5日間、第36回から第40回にあたります。
里帰りは週の前半に描かれるので、日向亘の初登場は11月16日の第36回が濃厚です。

「東京なんぞ行かんでくれ」と泣いた守が6年後の姿で現れる

大人の守の登場がここまで待ち遠しいのは、第19回の別れがあまりにつらかったからです。

珠は岩国で陰口を言われながらも、家のために働いてきました。
岩国を出ると決めた珠は「うちのせいで、みんなにつらい思いをさせてしもうた」と弟妹に謝ります。

少年期の守(中須翔真)は「姉さまのせいじゃなんて思うちょらん」と首を振り、泣きながら食い下がりました。

「わしも、俊子も英男も、どがあな目に遭うても耐えてきたんは、姉さまと一緒におりたかったからじゃ」

「一緒におられるんじゃったら、中学なんかやめちゃらぁ。姉さまが苦労せんようわしが働いて、食わしちゃる」

「じゃけぇ、じゃけぇ、東京なんぞ行かんでくれ」

そんな姉を、これ以上ひとりで苦しませたくない。
だから自分が学校をやめて働く、というのが、長男の守が出した答えでした。

それでも珠は、弟に学校をやめさせる道を選びません。
「このまま岩国におっても、うずくまったままなんよ」と告げ、これからの葉野家を守に託して、岩国を出ました。
守にとっては、自分の涙で姉を引き止められなかった別れです。

その姉が、6年後に作家として帰ってきます。
今度は守が、姉を迎える側に立ちます。
泣いて止めた弟が、どんな顔で「おかえり」を言うのか、そこが第8週の一番の見どころです。

NHKの公開写真の守・俊子・英男は、そろって撮影に入った日の同じ場面

NHKが公開した場面写真には、大人になった守・俊子・英男が1枚ずつ写っています。
3枚を並べると、守と英男は同じ部屋に座っていることがわかります。

公式Xが9月17日に出した「葉野家」のクランクイン動画では、3人が同じ日に一緒に撮影に入っています。
守・俊子・英男が着ているのは、公開写真とまったく同じ着物です。
3枚の公開写真は、3人がそろって撮影に入ったその日の、同じ場面のものと考えてよさそうです。

守と英男の背景は同じ桜の花びら模様の襖

3人の写真に写っている着物と背景を、1人ずつ並べました。

人物着物と背景
守(日向亘)・紺の縞の着物で、穏やかに笑っている。
・背中側に古い箪笥と障子
・右側に桜の花びらを散らした襖
英男(藤原大祐)・黒っぽい着物の下に白い立ち襟のシャツ。
・後ろに守と同じ桜の花びら模様の襖と丸い引手
俊子(伊東蒼)・赤茶色の格子柄の着物で、歯を見せて笑っている。
・背景は格子窓と障子、奥に火鉢のようなもの

守と英男の後ろには、同じ桜の花びら模様の襖が写っています。
丸い引手まで写っているので、同じ部屋の同じ襖と見て間違いありません。

第8週のあらすじと写真の場面はぴったり重なる

写真から読み取れることと、第8週のあらすじを並べてみました。

公開写真の様子第8週のあらすじ
守・俊子・英男が同じ日に、同じ場面を撮っている6年ぶりに帰った珠を、葉野家が温かく迎える
3人とも普段着で、家の中でくつろいでいる里帰りの場面は、岩国の葉野家の中で描かれる

写真の和やかな空気は、珠の里帰りの場面そのものです。
第8週の里帰りが、大人のきょうだいが初めて全員そろう場面になります。

第8週のあらすじに守の名前がないのは「日向亘の初登場」を隠すため

第8週のあらすじで名前が出てくるのは、リョウ、俊子、英男です。
長男の守の名前だけが、どこにも書かれていません。

ところが公開写真では、守は英男と同じ部屋に座り、俊子とも同じ日に撮影に入っています。
守はこの場にいるのに、あらすじではあえて伏せられている、と読むのが自然でしょう。

伏せる理由として一番しっくりくるのは、日向亘が演じる大人の守の初登場を、放送当日まで取っておくことです。
少年だった弟がどんな青年になったのか、その姿こそが第8週の見せ場だからでしょう。

学校をやめなかった守は、姉に託された葉野家の家長になっている

守のモデルとみられる宇野千代の弟・薫は、日本大学の文学科まで進み、1921年に中退しています。
守がこの先どんな道を選ぶのかも、薫の歩みが手がかりになりそうです。

父の清治が第10回で亡くなり、姉も家を出たあと、葉野家の男手は長男の守だけでした。
姉から家を託された時点で、まだ学生服姿の守は、もう葉野家の家長だったわけです。
Xでも、守を「葉野家の家長」として見ていた人がいました。

Xより

食事の号令は守が行う…すなわち、葉野家の現家長は彼という事。
故に「愛する姉を守り切れなかった」というだけでなく「家長としての務めが果たせなかった」という事実が、まだまだ幼い彼の肩に圧し掛かってしまうのよな.。
女は枠に押し込められるが、男にも強い縛りがある時代なのだ。

日向亘は安心感を与える存在を目指す

日向亘はブラッサムへの出演が発表されたとき、「“守”という名前のように、自分の愛する人たちを大きく包み込むような優しさを持ち、時に安心感を与えられる存在になれるよう精一杯努めてまいります」とコメントしています。

8月のホリプロアクターズライブ(通称:ホリアク)では、日向亘が自分の口で、ブラッサムでヒロインの弟を演じることを話していました。

管理人・菜桜
管理人・菜桜

実は、このホリアクを私は会場で見ていました!

その瞬間、会場がどっと沸いたのを覚えています。
その場で初めて知った私は、思わぬところで朝ドラの話を聞けて、すっかり得した気分になりました。

大人の守は、6年間、継母と弟妹を包み込んできた、葉野家の柱です。

第8週では、大人になった守が姉にどんな言葉で近況を伝えるのかで、答え合わせができます。

珠と守は4歳差、モデルの宇野千代と弟・薫の生まれ年が根拠

珠と守の年齢差は、モデルになった宇野千代ときょうだいの生まれ年から割り出せます。
ドラマの公式サイトには年齢の設定が載っていないので、史実が一番の手がかりです。

宇野千代は、父・俊次と継母・リュウのもとで育ち、異母きょうだいが5人いました。
ドラマの葉野家と同じく、千代も継母の子どもたちの「姉さま」でした。

史実の人物生まれ年・立場
宇野千代1897年生まれ。長女で、ドラマの珠のモデル
薫1901年生まれ。継母リュウの長男
鴻次男
勝子次女
光雄三男
文雄四男で末っ子

ドラマの守は「葉野家の長男」なので、モデルは長男の薫です。
千代は1897年、薫は1901年生まれなので、珠と守は4歳差になります。

史実では、千代が懸賞小説の原稿料を手に故郷へ向かったのは1922年です。
同じ年に当てはめると、千代は25歳前後、薫は21歳前後になります。
第8週で日向亘が演じる守は、二十歳を過ぎたばかりの青年です。

ドラマのきょうだいは3人なので、史実の5人を3人にまとめて描いています。
工場勤めで家計を支える俊子と、末っ子の英男が姉にどんな顔を見せるのかも、第8週の見どころです。


泣いて姉を止めた守が、作家になって帰ってきた珠に最初にかける言葉は何なのか。
答えは11月16日、第36回の葉野家にあります。

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