停電で同時通訳が止まったとき、太田梨歩だけがフィルザの言葉にすぐ反応しました――VIVANT第20話(10月11日放送)のこの一瞬は、太田が黒須を救うために現地の言葉を覚えていた証拠です。
東条の横で「予備電源入れるって!」と訳した声に、思わず一時停止してしまいました。
太田梨歩の動向を、寝不足で倒れた第12話から床で眠っていた第14話まで並べると、裏切りとは逆の答えが見えてきます。
現地語を覚えたのは黒須奪還のため、太田は敵とつながっていない

太田が通訳なしで現地の言葉をわかったのは、別班員の奪還作戦の最中です。
嵐で停電が起き、作戦チームとの通信が切れました。
同時通訳も使えなくなったところで、現地の別班員フィルザが、現地の言葉で「大丈夫、予備電源入れるから」と声をかけます。
東条は何を言われたのかわかりません。
太田はすぐに「予備電源入れるって!」と東条に伝えました。
通訳なしで言葉がわかった太田に、私も一瞬だけ引っかかりました。

言葉分かって急に怪しい太田ちゃん
でも、本当に敵とつながっているなら、言葉がわかることは東条にも隠します。
太田は、東条の目の前で、自分から声に出して訳しました。
隠す理由がないから、迷わず訳せたのです。
太田が現地の言葉を覚えたのは、黒須を救い出すためです。
黒須が拉致されてから、太田は床で眠るほど無理をしてきた
黒須が拉致されたのは第11話です。
そこから第20話までの太田を並べると、黒須のためにどれだけ無理をしてきたかがわかります。
| 話数 | 太田の様子 |
|---|---|
| 第12話 | 野崎に急かされ「いま探しています…でも1人なんで時間が」とこぼす。寝不足のまま、キーを打ちながら床に倒れる |
| 第14話 | ゴミ袋がたまった部屋の床で眠り、パソコンの警告音で飛び起きる |
| 第16話 | 乃木が東条の口座への振込金額を解読し、別班員がゴルバドのシャキ城にいるとわかる |
| 第20話 | 停電中に現地の言葉を理解する。黒須が生きていたと知って涙を流す |
ハッキングだけでも、床で眠るほど手いっぱいでした。
それでも太田は、シャキ城の場所がわかってから、現地の言葉まで覚えにかかっています。
寝る時間を削ってでも、黒須を迎えに行く準備をしていたのです。
太田を演じる花岡すみれさんも、放送当日に公開されたインタビューで「黒須さんのことになると、普段のプロフェッショナルな顔だけではなく、その内側にある気持ちがあふれてしまう」と話しています。
第20話の涙は、まさにその気持ちがあふれた場面でした。
黒須が生きている合図は、第17話の黒須の左目にすでに出ていました。
太田の二重スパイ疑惑は、第17話の時点で外れている
太田には、シーズンの序盤から裏切り者の疑いがかけられてきました。
その疑いは、第17話の時点で外れています。
疑いが晴れるまでの流れは、VIVANT続編の裏切り者と黒幕をまとめた記事の太田の項目で整理しています。
同じ第20話では、野崎がリュウの前でジャミーンの名前を出し、ドラムが大暴れしました。
ドラムが暴れた理由は、第17話の独房で交わした野崎との約束にあります。
黒須や太田を含めた人物の関係は、VIVANT続編の相関図で確認できます。
黒須は救い出され、仲間と車で城を出ました。
追ってくる李をふり切った先で、太田は黒須と再会します。
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