前作で兄に嫉妬の顔を向けたあの弟が、VIVANT最終回(11月8日放送)で兄の命を救います。
シンシーに捕まった乃木のもとへ、ライフルを手に乗り込むのはノコル。第23話(11月1日放送)でFに助けられた借りを、ノコルがここで返す番です。
救い出された乃木の隣に「もう1人の兄貴」が並んだとき、ベキの息子たちの最後の戦いが始まります。
※ VIVANT第23話(11月1日放送)までの内容と、最終回(第24話)に関する一部ネタバレを含みます。気になって夜も眠れない方は、このまま読み進めてください。
VIVANT最終回 ノコルがシンシーに捕まった乃木の縄を解く
最終回は、23話のラストと同じタイランの屋敷から始まります。
乃木と黒須はタイランに売られ、シンシーに捕まったまま。
ハンはディスクの隠し場所を言わない乃木に、しびれを切らしています。
そこへ、屋敷の見張りが外から一人ずつ崩されていきます。
離れた場所からライフルで道を開いているのは、ノコル。
見張りがいなくなったすきに、ノコルは部屋へ入り、乃木と黒須の縄を解きます。
23話のラストは何度も見返しました。
そのたびに、捕まった乃木のそばにノコルの姿を探してしまいます。
23話を見た人なら、なぜこの場面が特別なのか、もうピンときていませんか。

ノコルは名スナイパー「屋敷の見張りを崩す」
ノコルが一人で屋敷に乗り込めるのは、ノコル自身が18話でこう言っていたからです。
「俺は結構役に立つぞ」
別班の奪還作戦に自分も行くと言い出したときの一言で、ノコルはテント仕込みの名スナイパー。
20話では、黒須を連れて行こうとした兵2人を遠くから狙撃で止めています。
あのとき黒須を救った腕が、最終回では兄を見張るシンシーに向けられるわけです。
23話で救われたノコルは、すぐに兄と薫を気づかった
23話の前半、乃木の家でシンシーに捕まっていたのはノコル・チンギス・薫・ジャミーンの4人でした。
Fが乗り込んで見張りを片づけ、乃木に戻ってから4人の縄を解きます。
そのあとノコルは、こう言って部屋を出ていきました。
「二人だけでちゃんと話せ」
自分が助けられた直後なのに、ノコルの頭にあるのは兄と薫のこと。
Fが乗り込んできたときのノコルの顔を、見逃さなかった人もいました。

#VIVANT
乃木の作戦の意図を瞬間的に理解し
「いいね、兄さん」みたいな顔する
ノコル
(中略)深まる兄弟の絆が垣間見えたそんなシーン、マジで熱い
23話と最終回を並べると、兄と弟の立場はそっくり逆。
| 第23話(乃木の家) | 最終回(タイランの屋敷) |
|---|---|
| 捕まっていたのはノコルたち4人 | 捕まっているのは乃木と黒須 |
| 乗り込んだのはF(乃木) | 乗り込むのはノコル |
| 見張りを片づけたのは爆薬を巻いたF | 見張りを崩すのはノコルのライフル |
| 助けたあと、ノコルは兄を薫と2人にした | 助けたあと、ノコルは兄の隣に並ぶ |
乃木・F・ノコルの3人で、シンシーと決着をつける
自由になった乃木は、ノコルと並んでハンの前に立ちます。
そしてここで、Fが表に出てきます。
21話で、暴れるFを止めたノコルは「お前誰だ」と聞きました。
Fの答えはこうです。
「もう1人の兄貴」
最終回のノコルは、この「もう1人の兄貴」とも肩を並べます。
乃木・F・ノコルの3人が、シンシーとの最後の決着をつけます。
21話では「お前誰だ」と身構えた相手に、最終回のノコルは背中を預ける。
あのときの戸惑った顔を思い出すと、この変わりようだけで笑みがこぼれました。
乃木とFが入れ替わるたびに、ノコルはぴたりと息を合わせます。
兄が2人になっても迷わずついていく弟、最高だと思いませんか。

21話の検問と同じく、乃木がすきを作りノコルが動く
決着のつけ方は、21話の検問とそっくりです。
21話で乃木は手を挙げてバスを降り、自分がすきを作ると言いました。
そのときノコルが乃木にかけたのが、この言葉でした。
「好機は静かに歩いてやってくる」
この直後に現れたのが、ノコルが頼んで呼んでいたチンギスです。
ノコルは助けが来ると知っていたので、兄にあわてるなと声をかけました。
最終回も同じ形で、乃木がハンと向き合って時間を稼ぎ、そのすきにノコルが動きます。
屋敷では同じころ、シンシーの中でももう一つの芝居が崩れます。
戻ってきた周浩然が何に気づくのかは、周浩然は野崎の死を確かめに戻り、リュウの芝居を見破るに書きました。
決着のあと、ノコルは生きてバルカへ帰る
シンシーとの決着がつくと、兄弟は別々の場所へ。
ノコルは生きてバルカへ帰り、乃木は薫とジャミーンの待つ日本へ帰ります。
ノコルが生きて帰る理由は、23話の奥出雲で乃木がベキに言った一言にあります。
「バルカの民のためです」
フローライトの事業も孤児院も、ノコル一人では回らない。だから相談相手としてベキが必要だ、と乃木は話しました。
この答えは、ノコルがバルカを背負っていく未来が前提になっています。
ベキ・バトラカ・ピヨは、23話でもうバルカへ帰りました。
最終回のラストで、ノコルはその3人が待つバルカへ戻ります。
乃木のほうも、薫から「仕事が終わったらすぐに帰ってきてくださいね。ジャミーンと帰りを待ってます」と言われています。
兄弟がそれぞれの家族のもとへ帰っていく。
VIVANTの最後に待っているのが、こんなに穏やかな別れ。思わず目頭が熱くなりました。
VIVANT最終回でノコルは、今まで見せなかった顔を乃木に見せる
前作のノコルは、乃木を兄として受け入れていませんでした。
公式は、乃木がベキの実の息子だと知った場面を、こう切り抜いています。

#VIVANT切り抜き
義子の弟・ノコルが
実子の兄が乃木だとわかるシーン。
乃木には見せない、ノコルの最後の表情が印象的です。
あのときノコルは、本当の顔を乃木に見せませんでした。
最終回の別れ際、ノコルは初めて本心を顔に出したまま乃木と向き合います。
前作で隠したのが嫉妬の顔なら、最終回で見せるのは兄を見送る弟の顔です。
二宮和也さんがその顔をどう演じるのか、日曜の夜が待ち遠しくてたまりません。
ノコルが乃木のもとへ向かうころ、屋敷では撃たれた野崎が運び出されます。
運び出すのは、死んだはずのチョウケイシです。
いなくなった野崎に気づくのは、野崎の死を確かめに戻る周浩然。
乃木・F・ノコルとの決着で倒れる敵の3人は、VIVANT最終回で死亡するのはリュウ・ハン・タイランに書きました。
3人が取り合った核融合のデータは、最後にジャミーンが封じます。
23話のラストで野崎に銃を向けたリュウが、最終回でどんな結末を迎えるのかは、「さようなら愛しき人よ」はリュウから野崎へで確かめられます。
乃木とノコル、ベキとチンギス、そしてシンシーの面々まで、最終回を前に誰がどこにいるのかはVIVANT続編の相関図で一目でわかります。


コメント