VIVANT最終回(11月8日放送)で命を落とすのは、23話で胸を撃たれた野崎ではなく、撃ったリュウのほうです。
23話のラストを見返して二度見したのは、野崎に向けたタイランの「あなたは我々と一緒に核融合の情報を聞いてしまった」という一言でした。
タイランが自分で口にしたこの言葉は、最終回でそのままタイラン自身に返ってきます。
※ VIVANT第23話(11月1日放送)までの内容と、最終回(第24話)に関する一部ネタバレを含みます。答え合わせがしたくてたまらない方だけ、この先へ進んでください。
野崎もノコルも生き残り、命を落とすのは敵の3人だけ
23話までの主な9人のうち、最終回を生きて終えるのは6人です。
| 人物 | 最終回の結末 |
|---|---|
| 乃木憂助 | 生き残る。薫とジャミーンの待つ日本へ帰る |
| 野崎守 | 生き残る。屋敷から運び出される |
| ノコル | 生き残る。決着のあとバルカへ帰る |
| ドラム | 生き残る |
| ノゴーン・ベキ | 生き残る。新しい名前でバルカに暮らす |
| チョウケイシ | 生き残る。野崎を屋敷から連れ出す |
| タイラン | 死亡。シンシーに切り捨てられる |
| リュウ・ミンシュエン | 死亡。野崎を逃がしたことがばれる |
| ハン・リンシン | 死亡。乃木たちとの決着の場で倒れる |
生き残る6人と、命を落とす3人。その分かれ目は、23話の中にもう描かれていました。
- 命を落とす人:23話のラストで、ジャミーンの傷跡を見て「アディエルが取り出し どこかに隠したな」と喜んでいた3人
- 生き残る人:これまでに一度「死んだことにされた」人
23話ラストの部屋の顔ぶれを思い出してみてください。
喜んでいたのは、タイラン・リュウ・ハンの3人です。
一覧を作り終えて、死ぬ3人とこの部屋の3人がぴたりと重なったときは、思わず23話を巻き戻しました。
ノコルは一度も死んだことにされていませんが、最後まで乃木の隣で戦い、生きてバルカへ帰ります(ノコルが23話の借りを返す!乃木の救出へ「俺は結構役に立つぞ」)。

撃たれた野崎は、チョウに運び出されて生き残る
最終回の冒頭で野崎を屋敷から連れ出すチョウケイシも、16話で「死んだ」と語られただけの男です。
リュウは野崎の頭ではなく胸を撃った
23話のラスト、リュウは「さようなら愛しき人よ」と言って、野崎を撃ちました。
ただ、リュウの撃ち方を見ると、野崎を生かすつもりだったことがわかります。
- 撃ったのは頭ではなく、胸
- 引き金を引いたのは、ハンでもタイランでもなく、リュウ自身
- 同じリュウが22話で撃ったドラムも、弾が内臓に届かず生きていた
自分で撃てば、弾がどこに入るかを自分で決められます。
野崎が生きている理由は野崎は生きている、野崎を運び出す流れはチョウケイシは撃たれた野崎を運び出すに書いています。
VIVANTで死んだことにされた人は、全員生きて戻ってきた
| 死んだことにされた人 | どうなったか |
|---|---|
| 前作のベキ | 見つかったのは別人。22話で本人が登場 |
| 14話の新庄 | 日本で弔われたが、18話で生きていたと判明 |
| 16話のチョウ | リュウが「死んだ」と語っただけ |
| 22話のドラム | 23話で東条たちと一緒にいる |
| 23話の野崎 | 最終回で生きて屋敷を出る |
野崎より前の4人は、死んだはずの場面のあとで生きていました。
表にしてみて、チョウ・ドラム・野崎の「死」に、どれもリュウが関わっていることにゾクッとしました。
5人目の野崎だけが本当に死ぬほうが、よほど不自然だと思いませんか。
野崎が生き延びるための手立ても、前作のベキのときと同じものがそろっています。
22話で明かされたとおり、前作で撃たれたベキを助けたのは野崎でした。
野崎は身代わりを用意し、ベキを医師である兄の病院へ運んで手術を受けさせています。
撃たれた人を治せる医師が、野崎の身内にいるわけです。
最終回でその兄が手当てするのは、野崎本人です。
この兄の存在に目をつけた人もいました。

野崎さんの
お兄さん(医師)と言う
都合のいい中川キャラが
出てきてしまった今…
なんでもできるなと…
※絶対劇中姿は出ない
#VIVANT考察
#VIVANTep23
タイランは核融合の話を聞いたため、シンシーに切り捨てられる
最終回で、タイランはシンシーに用済みとされ、自分の屋敷で最期を迎えます。
タイランは自分で「我々と一緒に」と言った
野崎が撃たれる直前、タイランとリュウはこう続けて話していました。
| 言った人 | セリフ |
|---|---|
| タイラン | 「残念だが、あなたは我々と一緒に核融合の情報を聞いてしまった」 |
| リュウ | 「この情報を手にするのはわがシンシーだけ」 |
タイランは「我々と一緒に」と言いました。
ディスクの話を聞いた部屋に、タイラン本人もいたということです。
でも、タイランはシンシーの人間ではありません。
野崎が撃たれた理由は、そのままタイランにも当てはまります。
タイランは金で乃木をシンシーに売った
23話のタイランは、金の話が出たとたんに手のひらを返しました。
| 23話のタイラン | したこと |
|---|---|
| 最初 | ハンに「日本と交渉する」と言う |
| 乃木を売るほうが金になるとわかると | 乃木と黒須をシンシーに差し出す |
金で寝返る男を、シンシーが仲間として残すでしょうか。
23話でワインを手に笑っていた顔を見返すと、もう皮肉にしか見えませんでした。

リュウは野崎を逃がしたことがハンにばれ、命を落とす
最終回、屋敷に戻ってきた周浩然が、いるはずの野崎がいないことに気づきます。
ハン・リンシンに芝居を知られたリュウは、野崎を逃がした責任を一人で負い、命を落とします。
周浩然だけが、リュウの芝居に組み込まれていない
周は22話・23話に一度も出ていません。
- リュウがドラムを撃った場面を見ていない
- リュウが野崎を撃った場面も見ていない
- だから、リュウの「死んだ」をそのまま信じる理由がない
しかも、リュウが撃った2人は、ドラムも野崎も生きています。
1人なら手元が狂ったで済みますが、2人続けばハンでなくても気づきますよね。
周が何に気づくのかは周浩然は野崎の死を確かめに戻り、リュウの芝居を見破るに書いています。
リュウの「さようなら、野崎さん」は、まだ使われていない
| セリフ | 出た回 |
|---|---|
| 「さようなら愛しき人よ」 | 23話のラストで使われた |
| 「さようなら、野崎さん」 | 後半戦の予告にあったが、まだ使われていない |
最終回、リュウは最期にもう一度、野崎に別れを告げます。
その別れの言葉は「さようなら愛しき人よ」はリュウから野崎へで確かめられます。
23話で表情ひとつ変えずに引き金を引いたリュウの横顔は、何度見返しても感情が読めませんでした。
最期の場面で、リュウがどんな顔をするのか、見届けたくなりませんか。

ハン・リンシンは乃木・F・ノコルとの決着で倒れる
最終回、Fは23話と同じ取引をハンに突きつけます。
今度のFの隣には、屋敷から助け出された乃木と、兄の救出に来たノコル。
ハンはそれでもジャミーンとディスクをあきらめず、3人との決着の場で倒れます。
23話でFは「全員解放するか全員死ぬか」とシンシーに迫った
23話で、ハンの部隊は乃木の家を取り囲みました。
そこへ体に爆薬を巻いたFが乗り込み、シンシーの7人を一気に倒して、こう突きつけています。
「取引だ。全員解放するか全員死ぬかどちらかだ」
23話の中で、私がいちばん巻き戻して見たのがこのセリフです。
乃木の声のまま、まったく別の人がしゃべっているようで、何回聞いても背筋が伸びました。
シンシーの狙いは最初からジャミーンだけ
23話で乃木は、薫に「奴らの真の狙いはジャミーンです」と言いました。
ハンが欲しいのは、ジャミーンと、ジャミーンにつながる核融合のデータだけ。
だから最終回でFに「全員解放」を迫られても、ハンはそれを選べません。
23話でいちばん乃木を追い詰めた人が、最後は自分の欲しいものに足をすくわれる。
これほどハンらしい終わり方はないと思いませんか。

3人が倒れるまでに、最終回ではいくつもの逆転が起きます。
撃たれた野崎はチョウケイシが屋敷から運び出し、その不在に気づいた周浩然がリュウの芝居を見破ります。
捕まった乃木を救うのは、屋敷の見張りを外から崩すノコル。
ハンが最後まで手放せなかった核融合のデータも、手に入りません。ジャミーンが誰にも渡さず封じるからです。
撃たれた人が生き残り、撃った側と売った側が消えていく。
最終回を前に、誰がどこにいるのかはVIVANT続編の相関図で一目でわかります。
11月8日の夜、この一覧表の答え合わせをするのが今から待ち遠しくてたまりません。


コメント